棚卸順序の生成
棚卸順序の生成スケジュール済プロセスを使用して、循環棚卸の棚卸順序を作成します。
使用する場合
スケジュール済循環棚卸の開始の2番目のステップとして棚卸順序の生成プロセスを使用します。 このプロセスは、サイクル「棚卸定義」フィールドのスケジュール・セクションで定義された頻度と同じ頻度で実行されるようにスケジュールする必要があります。 たとえば、循環棚卸定義頻度の値が日次である場合、このプロセスを毎日実行するようにスケジュールする必要があります。 このプロセスの前に、棚卸スケジュールの生成プロセスを実行する必要があります。
必要な権限
- 循環棚卸の作成(INV_GENERATE_CYCLE_COUNT_SEQUENCE)
仕様
このスケジュール済プロセスを設定する前に、次の内容を確認してください:
| 仕様 | 説明 |
|---|---|
| ジョブ・タイプ | アドホック・ジョブ 予定済 |
| 頻度 | 必要に応じて、通常は循環棚卸プロセスを開始します。 スケジュール済循環棚卸の前にプロセスを実行するようにスケジュールすることをお薦めします。 |
| 時間 | 常時 |
| 期間 | このプロセスの実行時間は、カウントするようにスケジュールされた品目の数によって異なります。 たとえば、数千の品目に対して作成された棚卸スケジュールは、数百の品目の棚卸スケジュールと比較して処理時間が長くなる可能性があります。 |
| 互換性 | このプロセスは棚卸スケジュールの生成プロセスの後に実行する必要があります。 全循環棚卸の実行ジョブ・セットを使用して、両方のプロセスを順番に実行できます。 「棚卸順序の生成」プロセスのスケジュールを、次回の予定循環棚卸前のオフ時間にすることを検討してください。 たとえば、金曜日の午前8:00に循環棚卸の実行がスケジュールされている場合、金曜日の午前3時から午前4時など、早朝に「棚卸スケジュールの生成」および「棚卸順序の生成」プロセスを実行して、棚卸を実行する準備が整います。 |
パラメータ
| パラメータ | オプションまたは必須 | 説明 | パラメータ値 | 特別な組合せが必要 | ノート |
|---|---|---|---|---|---|
| 組織 | 必須 | 循環棚卸が定義されている組織。 | 組織 | なし | 該当なし |
| すべての循環棚卸を含む | オプション | 指定した組織のすべての循環棚卸に対して循環棚卸スケジュールを作成するか、または「循環棚卸」の「件数」フィールドで指定した循環棚卸に対してのみ循環棚卸スケジュールを作成するかを決定します。 |
はい No |
なし |
Yes - 指定した組織のすべての循環棚卸について循環棚卸スケジュールを作成します。 No - 循環棚卸「件数」フィールドに指定された循環棚卸のみの循環棚卸スケジュールを作成します。 |
| 循環棚卸 | オプション | 棚卸スケジュールを生成する循環棚卸を選択します。 | 循環棚卸 | なし | 該当なし |
トラブルシューティング情報
- 「スケジュール済プロセス」作業領域でプロセスのステータスを表示できます。
- 「待ち状態のトランザクションの管理」ページに移動して、保留中のトランザクションを管理できます。 詳細は、Oracle Fusion Cloud SCMの「保留中のトランザクション」トピックを参照してください: 『Inventory Managementの使用』ガイド。
- プロセスが発行されると、「スケジュール済プロセス」作業領域で指定されているように、「再発行」、「保留」、「プロセスの取消」および「プロセスのリリース」を実行できます。