実地棚卸スナップショットの生成
実地棚卸スナップショットの生成スケジュール済プロセスを使用して、実地棚卸設定に基づいて、全保管場所または特定の保管場所の手持数量を取得します。
使用する場合
実地棚卸の開始の最初のステップとして、実地棚卸スナップショットの生成スケジュール済プロセスを使用します。 このプロセスは、在庫関連のトランザクションが組織で終了した後にのみ実行する必要があります。 これにより、実地棚卸のすべての品目の正確な手持数量を取得できます。 このプロセスはスケジュールすることも、手動で実行することもできます。
必要な権限
- 実地棚卸の管理(INV_MANAGE_PHYSICAL_INVENTORY)
仕様
このスケジュール済プロセスを設定する前に、次の内容を確認してください:
仕様 | 説明 |
---|---|
ジョブ・タイプ | アドホック・ジョブ 予定済 |
頻度 | 必要に応じて、通常は実地棚卸プロセスを開始します。 実地棚卸の前にプロセスを実行するようにスケジュールすることをお薦めします。 |
時間 | 常時 |
期間 | このプロセスの実行時間は、実地棚卸の品目数によって異なります。 たとえば、数千の品目に対して作成された実地棚卸スナップショットは、数百の品目に対して作成された実地棚卸スナップショットと比較して処理時間が長くなる可能性があります。 |
互換性 | このプロセスは、実地棚卸の開始時に最初に実行する必要があり、「実地棚卸現品票の生成」スケジュール済プロセスが直後に実行されます。 |
パラメータ
パラメータ | オプションまたは必須 | 説明 | パラメータ値 | 特別な組合せが必要 | ノート |
---|---|---|---|---|---|
組織 | 必須 | 実地棚卸が定義されている組織。 | 在庫組織 | なし | 該当なし |
物理在庫 | 必須 | スナップショットが実行されている実地棚卸の名前。 | 実地棚卸名 | なし | 該当なし |
トラブルシューティング情報
- 「スケジュール済プロセス」作業領域でプロセスのステータスを表示できます。
- プロセスが発行されると、「スケジュール済プロセス」作業領域で指定されているように、「再発行」、「保留」、「プロセスの取消」および「プロセスのリリース」を実行できます。