電子レコードの最適化
「電子レコードの最適化」スケジュール済プロセスを使用して、電子レコード・コンテンツに基づく電子レコード・トランザクションの取得に使用される検索のパフォーマンスを向上させます。
使用する場合
「電子レコードの最適化」スケジュール済プロセスを毎日実行して、電子レコード索引をデフラグできます。 このプロセスを実行して、索引の同期化後に索引を最適化できます。 索引を最適化すると、古いデータが削除され、索引の断片化が最小限に抑えられ、問合せのレスポンス時間が改善されます。
必要な権限
- 電子レコードおよび署名の表示(EDR_VIEW_RECORDS_ESIGNATURES_PRIV)
仕様
このスケジュール済プロセスを設定する前に、次の内容を確認してください:
仕様 | 説明 |
---|---|
ジョブ・タイプ |
アドホック・ジョブ。 |
頻度 | 最適なパフォーマンスを実現するために索引をデフラグする日次。 |
時間 |
深夜 |
期間 | 3分 |
互換性 |
ジョブのインスタンスは一度に1つのみ実行する必要があり、現在の機能でこのプロセスの複数のインスタンスを同時に実行する必要はありません。 |
パラメータ
パラメータ | オプションまたは必須 | 説明 | パラメータ値 | 特別な組合せが必要 |
最適化モード | オプション | 高速モードでは、データは圧縮されますが、行は削除されません。 フル・モードでは、データが圧縮され、行が削除されます。 |
高速 フル |
なし |
最大時間 | オプション | 最大パラメータ値(分)を指定して、行のバッチで索引を最適化し、バッチの合計経過時間が指定された最大時間を超えているかどうかを確認し、さらに索引付けをスキップします。 プロセスの次の実行は、中断した場所をピック・アップします。 このパラメータがnullの場合、索引全体が最適化されます。 | 300 | なし |
トラブルシューティング情報
- 「スケジュール済プロセス」作業領域で「電子レコードの最適化」のステータスを表示できます。
- 電子レコードの最適化を妨げた検証エラーおよび警告メッセージがエラー・ログに表示されます。
- 対話型の警告検証は実行されません。
- プログラムが発行されると、「スケジュール済プロセス」作業領域の指定に従って、「再発行」、「保留」、「プロセスの取消」、「プロセスのリリース」を実行できます。