保留中およびエラーの系図および導入ベース・トランザクションの処理
このスケジュール済プロセスを使用して、様々なデータ処理および再処理タスクを実行します。
プロセスが実行するタスクは次のとおりです:
- 統合プロセスで失敗した保留(または繰延)在庫、製造、導入ベース、受入およびオーダー管理の系図とアセット・トラッキング・トランザクションまたはトランザクションを処理します。
- デバッグおよび分析のために、オーダーからの履行を再処理します。 このアドホック・ジョブは、オーケストレーション・プロセスに資産管理ノードがない履行を処理します。
- 過去に発生した既知の汎用的な問題に対して、特定のデータ修正を処理します。
このプロセスには、「スケジュール済プロセス」作業領域からアクセスできます。
使用する場合
系図データ取得の以前の実行がエラーのために失敗した場合は、設定データの修正後にそれらを再処理できます。
このプロセスが実行されるまで特定のトランザクションを遅延させるには、系統および資産の更新に関して、ソース・アプリケーション・トランザクションを遅延処理モードにするいくつかのプロファイル・オプションがあります。 プロファイル・オプションは次のとおりです。
- ORA_WIE_DEFER_GENEALOGY_BUILD - 実行時の系図作成遅延。
- このプロファイルは、すべての製造および保守実行トランザクションを系図およびアセットに遅延させます。
- ORA_CSE_IB_INTERFACE_DEFERRED - 導入ベース・アセット・インタフェース遅延。
- このプロファイルは、ソース・アプリケーション・トランザクションから系図およびアセットへのすべての更新を遅延します。
一意の販売オーダーで、障害、設定またはデータの問題のために再処理が必要な場合。
将来、他の顧客に適用できる特定のデータ修正を顧客が要求する場合は、このプロセスの機能として追加されます。
必要な権限
- 製品系図トランザクションの処理(CSE_PROCESS_PRODUCT_GENEALOGY_TRANSACTIONS_PRIV)
仕様
これらの仕様は、スケジュール済プロセスの実行時に使用します。
仕様 | 説明 |
---|---|
ジョブ・タイプ | アドホック・ジョブとしていつでも実行できます。 |
頻度 | 必要に応じて、トランザクションや販売オーダー、データ修正を再処理します。 |
時間 | 常時 |
期間 | 通常、処理されるデータの量に応じて、数分かかります。 |
互換性 | ジョブのインスタンスは一度に1つのみ実行する必要があります。 |
パラメータ
レポートを処理するには、少なくとも作業オーダー番号または日付の範囲を定義する必要があります。
パラメータ | オプションまたは必須 | 説明 | パラメータ値 | 特別な組合せが必要 |
---|---|---|---|---|
再発行 | オプション |
再送信ドロップダウンには、次の3つの処理オプションがあります:
|
LOVには3つのオプションがあります。 | 待ち状態および失敗したトランザクション・オプションが選択されている場合は、失敗したトランザクションを無視のチェックボックスと組み合せて、保留トランザクションのみを処理できます。 番号による販売オーダー・オプションが選択されている場合は、番号を定義する必要があります。 |
販売オーダー番号 | 条件付き | 再処理が必要な販売オーダーの番号。 | 販売オーダー番号値リストには、販売オーダー番号のリストが表示されます | なし |
失敗したトランザクションの無視 | 条件付き | 失敗したすべてのトランザクションを無視し、遅延状態の保留中トランザクションのみを処理するには、チェック・ボックス・オプション。 | このオプションは選択できます。 デフォルト値は、Noです。 | なし |
トラブルシューティング情報
- 送信後は、「スケジュール済プロセス」作業領域でプロセスのステータスを表示できます。 正常に完了したプロセスと子プロセスが成功ステータスで終了します。
- 問題が発生した場合、プロセスまたはそのサブプロセスのいずれかが警告またはエラーになります。 プロセスの正常な完了を妨げた特定の検証エラーおよび警告メッセージがエラー・ログに表示されます。
- 対話型の警告検証は実行されません。
- プロセスが発行されると、「スケジュール済プロセス」作業領域で指定されているように、「再発行」、「保留」、「プロセスの取消」、「プロセスのリリース」を実行できます。