Standardコストの更新
Standard Costsの更新スケジュール済プロセスを使用して、原価会計の品目およびリソース原価を更新します。
使用する場合
原価シナリオに対して「原価の積上」プロセスを実行し、品目およびリソースの計算済標準原価に問題がなければ、「標準原価の更新」プロセスを実行して、これらの標準原価を原価会計に公開します。 このプロセスは、原価シナリオ・ページから起動することもできます。
必要な権限
- Standardコストの公開(CST_PUBLISH_STANDARD_COSTS)
仕様
このプロセスを設定する前に、次の内容を確認してください:
仕様 | 説明 |
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ジョブ・タイプ | アドホック・ジョブ。 |
頻度 | このプロセスは、必要に応じて何度でも実行できます。 |
時間 | このプロセスは、可能なかぎり低いユーザー・アクティビティの実行中にいつでも実行します。 |
期間 | このプロセスの実行時間は、標準原価品目の数と品目の標準原価詳細の金額によって異なります。 |
互換性 | 非互換性はありません。 |
パラメータ
パラメータ | オプションまたは必須 | 説明 | パラメータ値 | 特別な組合せが必要 | ノート |
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シナリオ | 必須 | 標準原価を原価会計に公開する必要がある原価シナリオ。 | 原価シナリオ名 | 該当なし | 該当なし |
トラブルシューティング情報
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「スケジュール済プロセス」作業領域でプロセスのステータスを表示できます。
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プロセスの実行中に発生したエラーおよび警告のメッセージがプロセス・ログ・ファイルに表示されます。
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プロセスが発行されると、「スケジュール済プロセス」作業領域で指定されているように、「再発行」、「保留」、「プロセスの取消」、「プロセスのリリース」を実行できます。
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プロセスを実行するには、適切な原価組織へのデータ・アクセス権が必要です。 選択した原価組織へのデータ・アクセス権がない場合、プロセスは警告ステータスで終了します。