オープン原価上書きを作成して、期間のオープン在庫残高に新しい原価を定義できます。 たとえば、在庫がマイナスである場合は、この原価を使用しないために、前期間原価が0にデフォルト設定されている場合があります。
原価組織、原価台帳、品目、評価ユニットおよび期間の組合せに、オープン原価上書きを1つのみ定義できます。-
「原価会計」作業領域で、タスク・メニューの「期間平均原価調整の管理」をクリックします。
-
「期間平均原価調整」ページで、「オープン原価上書きの作成」をクリックします。
-
原価組織、原価台帳、品目および評価ユニットを選択します。
-
期間を選択します。
原価台帳の現在のオープン期間に対してのみ、調整を定義できます。
-
事由コードを選択します。
-
原価台帳がプライマリ原価台帳である場合は、必要に応じて調整勘定を関連付けることができます。
-
「追加」をクリックして、調整の原価詳細を含めます。
-
原価要素を選択し、調整値を入力します。
調整に追加する原価要素ごとに、ステップ7と8を繰り返します。
-
「送信」をクリックします。
オープン原価上書きを作成した後は、対応する期間が「オープン」または「クローズ待ち」ステータスであり、原価プロセッサで調整が処理されていない場合にのみ、オープン原価上書きを更新できます。 事由コードおよび勘定科目を更新できます。 原価要素の新しいユニット原価を変更したり、新しい原価要素を追加したり、既存の原価要素を削除できます。