統合タイプおよびオプションの概要
Oracle Fusion Cloud Warehouse Managementでは、これらの統合タイプとオプションがサポートされています。
インバウンド
インバウンド統合は、他のOracle Fusion Cloudサプライ・チェーン(SCM) &製造アプリケーションまたは外部サード・パーティ・アプリケーションからOracle Warehouse Managementアプリケーションへのデータ・インポートを管理します。
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マスター・データ定義。 (品目、仕入先、ユーザー、事業所、搬送先施設、搬送先会社、ルートなど)
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メタデータ定義。 (たとえば、リテラル、メッセージ、サプライヤ・バーコードから品目バーコードへのマッピング)
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ビジネス・エンティティ。 (たとえば、履行オーダー、インバウンド出荷、購買オーダー、計画ロードおよび移動リクエスト)
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MHE関連のインバウンド・メッセージ。 (たとえば、誘導メッセージ、ピック確認、梱包確認など)
アウトバウンド
アウトバウンド統合では、Oracle Warehouse Managementアプリケーションからのデータ・エクスポートが他のOracle Cloud SCMアプリケーションまたは外部サード・パーティ・アプリケーションから管理されます。
アウトバウンド・プッシュ(Oracle Warehouse Managementによって自動的にプッシュされるデータ)
- トランザクション確認。 (たとえば、インバウンドおよびアウトバウンド出荷検証、および様々なタイプの在庫トランザクション)
- 自動化関連のイベント駆動型アウトバウンド・メッセージ。 (たとえば、ウェーブ・ピックおよび補充ピック情報、アウトバウンド・ライセンス・レート番号。 (OBLPN)出荷情報およびルート情報
- スケジュール済ジョブの出力。 (たとえば、レポート、在庫要約およびデータ抽出)
- レポートとラベル。 (たとえば、異なる形式[PDF、CSV、Excel]およびラベル[ZPL、JSON]のドキュメント・レポート。)
アウトバウンド・プル(必要に応じてOracle Warehouse Managementからプルされたデータ)
- 重要な事業体。 (たとえば、インバウンド出荷、購買オーダーおよび履行オーダー)
- トランザクション・データ。 (タスク、割当、在庫トランザクション履歴、在庫要約など)
- レポートとラベル。 (たとえば、ドキュメント・レポート[PDF、CSV、Excel]およびラベル[ZPL、JSON]などです。)
両方の統合タイプに適用される情報:
統合タイプ | サポートされているプロトコル | サポートされている形式 |
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インバウンド |
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アウトバウンド |
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統合タイプ | 外部システム・タイプ | メソッド |
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インバウンド アウトバウンド |
ERP (Oracleではない)。 | REST API |
Oracle Fusion Cloudエンタープライズ・リソース・プランニング。 | Oracle Integration Cloud (OIC)を使用したすぐに使用できる統合。 | |
MHE/Automation. | 自動化タイプに基づくREST API。 | |
カスタム・アプリケーション(PaaS)。 | REST API |
インバウンドおよびアウトバウンド統合オプション
これらの2つのオプションは、様々な通信メソッド、プロトコルおよび形式を使用して、Oracle Warehouse Managementと他の外部システム間のインバウンドおよびアウトバウンド統合をサポートします。
オプション | プロトコル | 書式 |
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REST API | HTTPS | XML, JSON |
Oracleファイルベース・データ・インポート(FBDI) | SFTP、直接アップロードまたはエクスポート | 区切りフラット・ファイル/ Microsoft Excelテンプレート |