フィールド・サービス予防保守の設定

顧客のロケーションにデプロイされたアセットを保守する組織は、フィールド・サービス機能を使用して、それらのアセットに対して予防保守活動を実行する必要があります。

フィールド・サービスの予防保守を実行するには、2つの方法があります: OFSC (Oracle Field Service Cloud)アクティビティまたはFusion Serviceの汎用作業オーダーを介して。 Service Logisticsは、Maintenance、Fusion ServiceおよびField Serviceのクラウド・アプリケーション間の統合を支援します。これにより、フィールド・サービス管理者は、サービス・ロジスティクス・アプリケーションを使用して、顧客所有のアセットに対する予防保守作業を監督できます。

導入ベース・アセットの予防保守作業オーダーは、Oracle Maintenance Cloudアプリケーションで作成されます。
スケジュール済プロセスがサービス・ロジスティクスで実行され、Fusion Service SR (サービス・リクエスト)および保守作業オーダー詳細を含むサービス作業オーダーが生成されます。これらのサービス・リクエストおよびサービス作業オーダーには、FusionサービスUI、サービス・ロジスティクスUIおよびフィールド・サービス・アプリケーションでアクセスできます。
フィールド・サービス技術者は、フィールド・サービス・アプリケーションを使用してこれらの作業オーダーを実行し、報告を作成します。
フィールド・サービス管理者は、サービス・ロジスティクスの作業オーダーについて部品要件を編集および作成し、報告をレビューし、完了および課金します。
その後、保守作業オーダーが更新され、タスク完了が反映されます。

予防的保守ワークフローを設定するには、Maintenance Cloudで次のステップを実行します。

顧客アセットの設定: 顧客関連を持つ導入ベース・アセットを作成し、顧客住所をアセット事業所として設定します。この住所は、サービスを受ける事業所を表します。予防保守フローに必要な属性に対して、導入ベース資産を使用可能にする必要があります:
- 保守プログラムの許可
- 作業オーダーを許可
ノート:
資産の営業組織はメンテナンス組織である必要があります。これは、Maintenance Cloudを使用して設定を定義し、作業オーダーを生成するための予防保守フローで必要です。
保守プログラムの定義: 保守プログラムは複数の作業要件で構成されます。保守プログラムに基づいて保守予測が生成され、保守作業オーダーの自動作成に使用されます。保守プログラムには次の詳細が必要です:
- プログラムでカバーされるアセットまたは品目
- 予防保守予測詳細およびスケジュール・パターン
- 必要な資材で構成される作業定義
保守予測の生成: 「保守予測の生成」ページから、または「保守プログラム」ページの「アクション」ドロップダウン・ボタンを使用して、「保守予測の生成」プロセスを実行します。スケジュール済プロセスは、オンデマンドで実行することも、特定の時間間隔で実行するようにスケジュールすることもできます。
予防保守作業オーダーの作成: 作業オーダーの作成スケジュール済プロセスを実行して、予測に基づいて保守作業オーダーを作成します。これは、「保守作業オーダーの生成」ページまたは「保守プログラム」ページの「アクション」ドロップダウン・ボタンのいずれかで実行できます。作業オーダーは、最初にステータスが未リリースで作成されます。ステータスは、Fusion Serviceと統合できるようにリリース済に更新する必要があります。
予防保守作業オーダーの作成プログラムを使用するのではなく、Oracle Integration Cloud Serviceロジスティクス予防保守スケジュール済プロセスを使用できます。この統合プロセスを構成して、Maintenance Cloudから追加の詳細を取得し、アセットのタイム・ゾーンに基づいて使用する作業オーダー・エリアなど、これらの詳細をFusion Serviceに提供できます。

詳細は、『保守の使用』ガイドの保守プログラムの章を参照してください。