サブスクリプション管理

顧客に割引を提供するには、サブスクリプション管理で設定する必要があります。これらの割引は、サービス料金の計算中に適用され、請求の最終価格に影響します。その方法は次のとおりです。

サービス・ロジスティクスのサービス料金の計算プログラムでは、サブスクリプション管理から顧客およびアセットに適用可能なすべての調整が取得されます。部品の販売と交換の価格設定時に、関連するSRの顧客とアセットが調整の取得に使用されます。価格設定フィールド・サービスおよびデポ修理手数料の場合、報告ヘッダーの顧客およびアセットが調整の取得に使用されます。
アクティブなすべての契約に対して返された割引価格設定条件が、価格設定webサービスに渡されます。
次に、価格設定では、契約割引を含めた後のすべての価格および手数料が返されます。この割引価格は、サービス・ロジスティクスの手数料および見積の管理ページに表示されます。複数の調整がサービス・チャージに適用される場合、それらはすべて定価に適用され、最終手数料金額が取得されます。

どのようにセット・アップしますか?

Standardカバレッジ・テンプレートの作成: 顧客に提供する様々なサービス・レベルに対して、複数の標準カバレッジ・テンプレートを作成できます。これは、サブスクリプション構成作業領域の「権限管理」セクションの「Standard Coverageの管理」ページで設定します。詳細は、Oracle Subscriptionの実装ガイドのサブスクリプションの構成の章を参照してください。

ノート: 「カバレッジ」ページで、サブスクリプション設定で使用されるカバレッジ定義に対して、サブスクリプション付与ルールを少なくとも1つ定義する必要があります。そうしないと、料金の計算時にサブスクリプションは見つかりません。
修正の追加: 作成した標準カバレッジ・テンプレートを編集します。「修正」に移動します。ここでは、様々なサービス活動および請求タイプ(労務、経費、部品など)について、顧客に使用可能な資格/権利を設定します。「調整タイプ」として「割引」を選択します。
顧客のサブスクリプションを作成します。
サブスクリプションにカバレッジ製品を追加します。
作成した標準カバレッジをカバレッジ製品に割り当てます。
サブスクリプション・カバレッジに親アセットとコンポーネント・アセットの両方を追加します。

ノート:

すべての資産のカバレッジを含む: サービス料金が計算されると、サービス・ロジスティクスは、報告ヘッダーまたは部品要件の資産を使用して、適用可能なサブスクリプション・カバレッジ調整(割引)を取得します。これらのアセットは、「サブスクリプション・カバレッジ・レベル」ページにリストされている必要があります。