シリアル・ワークフローの各承認後に、承認ワークフローでプロジェクト・ステータスを更新できますか。
はい。シリアル承認要件を個別のワークフロー・タスクに分割して、各承認後にプロジェクト・ステータスを更新できます。各タスクには、「設定およびメンテナンス」作業領域の「プロジェクト・ステータスの管理」タスクを使用して、独自のワークフロー対応ステータスがあります。
「プロジェクト・ステータスの管理」ページで、変更受入後のステータス(または特定の要件に応じて変更拒否後のステータス)オプションを別のワークフロー対応ステータスに設定します。 最初のワークフロー・タスクが完了すると、プロジェクト・ステータスが変更され、2番目のワークフロー・タスクが起動されます。
ノート:
ワークフロー・ルール設計で無限のループを回避します。 たとえば、参加者に対して自動承認を使用すると、ステータスの変更が循環フローになる可能性があります。 このようなシナリオでは、ワークフローは10回の反復後に自動的にループを終了し、プロジェクトをワークフロー対応ではない最後のステータスに戻します。
例
以前に承認ワークフローがどのように機能したかを見てみましょう。
順序 | プロジェクト・ステータス | ワークフロー有効? | ワークフロー承認者 | 説明 |
---|---|---|---|---|
1 | ドラフト | いいえ | ||
2 | 送信済 | 可 | プロジェクト・マネージャがワークフローを承認した後も、プロジェクト・ステータスは「発行済」のままです。 財務コントローラがワークフローを承認すると、プロジェクトのステータスが「承認済」に変わります。 | |
3 | 承認済 |
この例では、各承認でプロジェクト・ステータスの変更がどのように達成されるかを理解します。
順序 | プロジェクト・ステータス | ワークフロー有効? | ワークフロー承認者 | 説明 |
---|---|---|---|---|
1 | ドラフト | いいえ | ||
2 | プロジェクト承認のために送信済 | 可 | プロジェクト・マネージャ | ステータスがPM承認済に変更されます。 |
3 | 財務承認のために送信済 | 可 | 財務管理部長 | ステータスがFM承認済に変更されます。 |
4 | 承認済 |