間接費体系コンポーネントの連携方法
間接費体系を使用してプロジェクト・コスト構成を定義します。 間接費体系は、支出タイプを間接費ベースにグループ化するメソッドを決定し、直接費に間接費を適用するメソッドを確立します。
間接費体系を作成する前に、間接費体系の主要コンポーネントである支出タイプと原価ベース、間接費コードを定義する必要があります。
図は、次の原価ベースを持つ間接費体系を示しています。
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労務
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支出タイプ「専門」、「事務」および「販売」が含まれます。
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間接費コード「管理」、「付加給付」、「間接費」が割り当てられます。
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資材
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支出タイプ「供給」および「建設資材」が含まれます。
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間接費コード「管理」および「資材処理」が割り当てられます。
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経費
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支出タイプ「出張および食事」が含まれます。
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間接費コード「管理」が割り当てられます。
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コスト・ベース
コスト・ベースは、間接費の適用に使用される直接費のグループです。 間接費体系に原価ベースを割り当て、支出タイプで表される直接費のタイプ、原価ベースに含まれる間接費のタイプ、および原価ベースに適用される間接費のタイプを指定します。
間接費コード
間接費コードは、直接費に適用する間接費の個別タイプを表します。 たとえば、労務費が付加給付と間接費の両方を受け取る場合は、間接費のタイプごとに原価コードを定義します。 Oracle Fusion Project Costingが個別の集計済支出項目として処理する各間接費コードに支出タイプを割り当てます。 割り当てられた支出タイプが、そのタイプの間接費の支出タイプになります。
コスト・ベース・タイプ
原価ベース・タイプとは、原価ベースの使用を指します。 Oracle Fusion Project Costingには、次の原価ベース・タイプがあります。
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間接費: 間接費の計算に使用される原価ベースに割り当てます。
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その他: 間接費の計算以外の目的で使用される原価ベースに割り当てます。
間接費以外のトランザクションに使用する追加原価ベース・タイプを定義できます。
支出タイプ
支出タイプは、直接費および間接費コードを分類して間接費を分類します。 各コスト・ベース内の支出タイプと間接費コードの関係によって、特定の直接費に適用される間接費と、処理で間接費が適用される順序が決まります。
間接費体系では、各支出タイプは、コスト・ベース・タイプが「間接費」の1つのコスト・ベースにのみ属することができます。 この制限により、Oracle Fusion Project Costingで支出タイプが複数回間接費計算されないようになります。 支出タイプをコスト・ベースに割り当てない場合、間接費はそれらの支出タイプの直接費には適用されません。 つまり、これらのトランザクションの総コストは、トランザクションの直接費と同じです。