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予算および予測承認のワークフロー

Business Process Execution Language (BPEL)ワークフローを使用して、予算および予測の承認を管理します。 これを行うには、財務プラン・タイプの作成または編集時にステータス変更にワークフローを使用することを選択します。

次に、セキュリティ上の考慮事項、承認ルールおよびワークフロー・プロセスについて説明します。

セキュリティへの対処および承認ルールの設定

プロジェクト管理者は、「Setup and Maintenance(設定および保守)」作業領域の「Manage Project Roles(プロジェクト・ロールの管理)」タスクを使用して、予算または予測バージョンの作成と取下げ通知を受け取るプロジェクト・ロールと個々の参加者を構成できます。 このような通知には、様々な付加フレックスフィールドを含めることができます。

プロジェクト管理者またはプロジェクト・マネージャが予算または予測バージョンを作成し、承認のために送信すると、通知を受信するように構成されたすべての参加者に通知が送信されます。

プロジェクト管理者は、「設定およびメンテナンス」作業領域の「プロジェクト・ロールの管理」タスクを使用して、プロジェクト・ロールおよび通知を受信する個々の参加者を構成できます。

送信済予算または予測バージョンは、単一レベルの承認を受けます。 ただし、実装時に、次のパラメータに基づいて承認ルールを定義できます:

  • 合計直接費

  • 合計総原価

  • 作業工数

  • 機材工数

  • マージン率

  • マージン

たとえば、次のようなルールを設定します:

  • 合計総コストが$50,000以下の場合、プロジェクト管理者は予算バージョンを承認できます。

  • 合計総コストが$50,000を超える場合、プロジェクト・マネージャは予算バージョンを承認する必要があります。

デフォルトでは、プロジェクト・マネージャは予算バージョンまたは予測バージョンを承認できます。 また、プロジェクト管理者は、ビジネス要件に応じて、予算または予測バージョンを承認できる参加者を構成できます。

「予算バージョンの管理」または「予測バージョンの管理」ページから、財務プランの承認待ちの詳細を表示できます。 承認階層および承認者が承認待ちまたは実行した処理を表示することもできます。

プロジェクト管理者またはプロジェクト・マネージャが通知を取り下げるか、ワークフローでエラーが発生すると、予算または予測バージョンのステータスは前のステータスに戻されます。

予算/予測ステータス・フローについて

次の表に、予算および予測ステータス・フローのステージを示します。

処理実行日

ステータス

通知の送信先

必要な処理

バージョンの作成

作業中

作成者(依頼者)

なし。

バージョンを登録

送信済

依頼者、承認者、プロジェクト・ロールおよび参加者

承認者はバージョンを承認または否認できます。

バージョンの承認

承認済またはベースライン

依頼者、承認者、プロジェクト・ロールおよび参加者

なし。

バージョンを却下

否認済

依頼者、承認者、プロジェクト・ロールおよび参加者

なし。 依頼者はオプションでバージョンを再加工できます。

再加工バージョン

作業中

依頼者、承認者、プロジェクト・ロールおよび参加者

なし。

予算および予測の承認フローと、ステータス変更にBPELを使用する影響を示す図。