銀行取引明細書明細およびシステム・トランザクションの一括突合せの処理方法
大量のシステム・トランザクション(おもに仕訳明細)および銀行取引明細書明細を選択してグループ化し、スプレッドシートを使用して突き合せることにより、一括突合せを実行できます。この目的には、銀行取引明細書突合せデータ・インポートのFBDIテンプレートを使用します。
一括突合せを実行するには、次の手順を実行する必要があります。
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未突合せトランザクションをスプレッドシートにエクスポートします。
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突合せデータをOracle Cash Managementにインポートします。
突合せデータ・インポート用のスプレッドシートの準備
未突合せトランザクションを含むスプレッドシートを生成するには、次のステップを実行します。
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「ナビゲータ」→「資金管理」→「銀行取引明細書および突合せ」に移動します。
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「タスク」パネル・タブで、「手動突合せ」を選択します。
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「手動突合せ」ページで、エクスポートする必要がある銀行口座と日付範囲を選択します。
ノート:日付を選択しないと、過去180日間の取引明細書明細とシステム・トランザクションがエクスポート用に自動的に選択されます。
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「エクスポート」をクリックして、突合せ可能トランザクション・レポートを生成します。
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「完了」をクリックして、「銀行取引明細書および突合せ」ページに戻ります。
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「プロセス・モニター」セクションでレポートを確認します。
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「出力の表示」をクリックしてレポートを開きます。
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スプレッドシートでレポートが開いたら、フィルタリング・オプションとソート・オプションを使用してトランザクションをグループ化します。
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取引明細書明細およびシステム・トランザクションの突合せグループを追加します。
ノート:銀行口座の許容範囲ルール設定を評価して、グループ化されたトランザクションが突合せされます。
Oracle Cash Managementへの突合せデータのインポート
突合せ詳細を取引明細書明細に追加したら、「インポートのためのインタフェース・ファイルのロード」ユーティリティを使用してアップロードできます。次のステップを実行する必要があります。
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『財務のファイルベース・データ・インポート(FBDI)』ガイドに移動します。
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目次から、資金管理→資金管理の銀行取引明細書突合せデータ・インポートに移動します。
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「ファイル・リンク」セクションからXLSMテンプレートをダウンロードします。
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突合せ可能トランザクション・レポートから突合せ情報をコピーして、テンプレートに追加します。
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インストラクションおよびCSV生成スプレッドシートで、CSVファイルの生成をクリックします。
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ESSジョブ「インポートのためのインタフェース・ファイルのロード」を使用してCSVファイルをロードします。「銀行取引明細書の自動突合せ」をインポート・プロセスとして選択します。
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アップロードが完了したら、自動突合せプロセスの出力ファイルを確認します。突合せ済の特定のグループと例外が表示されます。
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「手動突合せ」ページで突合せ済グループを確認します。