収益管理サブジェクト領域、フォルダおよび属性
収益管理のリアルタイム分析を作成するには、サブジェクト領域、フォルダおよび属性について理解する必要があります。
サブジェクト領域
分析を作成するには、まずサブジェクト領域を選択します。次に、サブジェクト領域内のフォルダを開き、分析に含める列を特定します。
サブジェクト領域は、ビジネス・オブジェクトまたはファクトに基づきます。収益管理には、2つの固有のサブジェクト領域があります。
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収益管理 - 顧客契約リアルタイム
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収益管理 - スタンドアロン販売価格リアルタイム
たとえば、スタンドアロン販売価格の分析を作成するには、最初に「収益管理 - スタンドアロン販売価格リアルタイム」サブジェクト領域を選択します。
フォルダ
各サブジェクト領域に、1つのファクト・フォルダと複数のディメンション・フォルダがあります。ファクト・フォルダには測定可能な属性(平均独立販売価格や独立販売単価などの数値)が含まれます。ファクト・フォルダは通常、サブジェクト領域に関連した名前が付けられています。ディメンション・フォルダには、独立販売価格タイプ、単位、独立販売価格ステータスなどの属性列および階層列が含まれています。
一部のフォルダは複数のサブジェクト領域に表示されます。これらは共通フォルダまたは共通ディメンションと呼ばれます。
サブジェクト領域内の各フォルダは、それぞれ異なる詳細度レベルを持つ場合があります。次に例を示します。
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「価格設定ディメンション」フォルダには様々な価格設定ディメンション属性があります。
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「独立販売価格」フォルダには、独立販売価格金額サブフォルダおよびおよび独立販売価格詳細サブフォルダ内のサブフォルダと属性が含まれます。
属性
最後に、各ディメンション・フォルダには、価格設定ディメンション構造インスタンス名、許容範囲の補償範囲および最小明細件数などの属性(列)が含まれます。
この図は、サブジェクト領域、フォルダおよびファクトの構造を示しています。

この図には、次のコンポーネントが示されています。
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サブジェクト領域: 収益管理 - スタンドアロン販売価格リアルタイム
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ディメンション - プレゼンテーション・フォルダ: 独立販売価格
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ファクト - プレゼンテーション・フォルダ: 独立販売価格金額
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ファクト - メジャー: 平均スタンドアロン販売価格、スタンドアロン販売価格許容範囲内の明細の数、最高スタンドアロン販売価格、明細数、最低スタンドアロン販売価格、スタンドアロン販売価格許容範囲内の明細のパーセント、必須の許容範囲の補償範囲パーセント、スタンドアロン販売価格許容範囲上限パーセント、スタンドアロン販売価格許容範囲下限パーセント、標準偏差、合計金額、合計数量、スタンドアロン販売単価