手動補助元帳仕訳の例外ベースの承認
手動補助元帳仕訳の承認ワークフローを使用して、補助元帳会計活動の管理を拡張します。
簡素化されたルール構成により、構成可能なビジネス属性に基づいて、特定の補助元帳、仕訳ソースおよび元帳の承認を使用可能にできます。カスタマイズ可能な承認ルールにより、各手動補助元帳仕訳がガバナンス・ポリシーに準拠していることが保証されます。
これが役立つ理由は次のとおりです。
- カスタム・ワークフロー: スプレッドシートを使用してビジネス・ルールおよび通知を定義し、組織のニーズおよびリスク許容範囲に合せたワークフローを作成します。
- 早期問題検出: 補助元帳会計プロセスの早期に例外を識別して対処し、一般会計に到達する前にトランザクションの正確性を確保します。
- 回避策の排除: 承認を補助元帳会計に直接統合することで、その場しのぎの解決策を回避します。
- トランザクション有効性の維持: 補助元帳残高を正確に維持するために、補助元帳会計内でトランザクションが有効であることを確認します。
- 詳細な管理: 一般会計の承認におけるプロセスの早期にはカバーされない、サポート参照などの補助元帳属性に詳細なガバナンスを適用します。
- 「設定および保守」作業領域に移動します。
- 該当する元帳の「元帳オプションの指定」ページを検索して選択します。
- 「仕訳処理」セクションで、「仕訳および手動補助元帳仕訳承認使用可能」オプションを選択します。
- 保存して閉じます。
- 「仕訳ソースの管理」ページを検索して選択します。
- 承認を使用可能にする仕訳ソースの「手動補助元帳仕訳承認必須」オプションを選択します。
- 保存して閉じます。
注意事項:
- 承認を使用可能にできるのは、特定のソースについて補助元帳仕訳または一般会計仕訳のいずれかのみで、両方を使用可能にすることはできません。
- 新しいルール・ファイルをアップロードすると、既存のすべての承認ルールが置換されます。
- 補助元帳仕訳ビューの「承認」タブを使用して、承認待ちの仕訳の詳細を表示します。
- ワークリスト通知およびEメール・アラートにより、ユーザーは承認タスクについて常に更新されます。これらは、簡易ルール構成(SRC)スプレッドシートで設定できます。
- このワークフローは、「補助元帳仕訳」ページから作成された手動仕訳にのみ適用されます。
必要な権限
名前: Manage Journal Sources
コード: GL_MANAGE_JOURNAL_SOURCES_PRIV
摘要: 仕訳ソースを定義する権限を付与します。
名前: Specify Ledger Option
コード: GL_SET_UP_LEDGER_OPTION_PRIV
摘要: 追加の元帳属性を定義および管理する権限を付与します。