税務処理基準での税金ゾーンの使用例
欧州共同体(EC)または欧州連合(EU)では、商品やサービスがEC域内で提供されているかどうかを把握することが重要です。
税金ゾーン機能を使用して、ECのメンバーシップ、および国がメンバーになった日付を定義する税金ゾーンを作成します。
次のシナリオでは、英国からのECへの提供時期を定義するために税務処理基準内で使用できる部分条件セットの使用について説明します。
シナリオ
次の表に示すように、税金ゾーン・タイプの決定要素区分として地理を、区分クォリファイアとして出荷先を、決定要素としてすべての経済コミュニティおよび国を使用します。
決定要素区分 |
区分クオリファイア |
決定要素名 |
---|---|---|
ユーザー定義地理 |
出荷先 |
経済地域 |
地理 |
出荷先 |
国 |
地理 |
出荷元 |
国 |
条件セットを次のように作成します。
決定要素区分 |
区分クオリファイア |
決定要素名 |
演算子 |
値 |
---|---|---|---|---|
ユーザー定義地理 |
出荷先 |
経済地域 |
次と等しい |
欧州経済共同体 |
地理 |
出荷先 |
国 |
次と等しくない |
英国 |
地理 |
出荷元 |
国 |
次と等しい |
英国 |
英国から他のEU諸国への提供を識別する必要があるすべての状況で、この組合せの決定要素を使用できます。