4.1 RESTful Webサービスについて

Representational State Transfer (REST)は、World Wide Webのような分散ハイパーメディア・システムのためのソフトウェア・アーキテクチャのスタイルです。RESTの原則に準拠するサービスは、RESTfulと呼ばれます。

RESTfulサービスには次の特性があります。

  • データは一連のリソースとしてモデル化されます。リソースはURIで識別されます。

  • リソースの操作には、一連の統一された小さな操作が使用されます(GET、POST、PUT、DELETEなど)。

  • リソースは、複数の形式で表示できます(たとえば、ブログは、HTML形式およびRSS形式で表示できます)。

  • サービスはステートレスですが、クライアントが関連リソースにアクセスできるように、返される表示で、通常はハイパーテキスト・リンクによって関連リソースを示す必要があります。