3.7 プリファレンスの使用
SQL Developerのプリファレンスを変更するには、「ファイル」メニューから「プリファレンス」、「設定」の順に選択します。「ユーザー」の下で「拡張機能」を展開し、「Oracle SQL Developer Extension for VS Code」を選択します。
使用可能なプリファレンスは次のとおりです。
データベース接続
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Tns構成パス: tnsnames.oraファイルの場所を入力します。
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起動スクリプト・パス: Oracleデータベース接続を開いたときに起動スクリプトが実行される場所を指定します。デフォルトの場所は、スクリプトのデフォルト・パスです。
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接続ツリー
フォルダ・フェッチ・サイズ: 表、ビュー、マテリアライズド・ビューなどのノードのデータ・グリッド表示に一度にフェッチされる最大行数を指定します。
データベースNLS
「NLS」設定では、言語、地域、ソート・プリファレンス、日付書式などのグローバリゼーション・サポート・パラメータの値を指定します。これらのパラメータ値は、SQLワークシートを使用して実行される文や「各国語サポート・パラメータ」レポートなど、SQL Developerセッションの操作に使用されます。このプリファレンス・ペインで指定した値は、基礎となるデータベース自体には適用されません。データベース設定を変更するには、該当する初期化パラメータを変更して、データベースを再起動する必要があります。
SQL Developerでは、グローバリゼーション・サポート・パラメータに、現在のシステムのデフォルト値が使用されないことに注意してください。かわりに、SQL Developerを初めてインストールすると、デフォルトで次のようなパラメータ値が使用されます。
NLS_LANG,"ENGLISH"
NLS_TERR,"AMERICA"
NLS_CHAR,"AL32UTF8"
NLS_SORT,"BINARY"
NLS_CAL,"GREGORIAN"
NLS_DATE_LANG,"ENGLISH"
NLS_DATE_FORM,"DD-MM-RR"
SQL履歴
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History Limit: 「SQL履歴」に保存できる文の最大数。
テレメトリ
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Oracleへの自動使用状況レポートの許可: 使用状況レポートに同意するかどうかを決定します。同意すると、使用中の製品機能を記述した自動レポートが時折オラクル社に送られます。個人情報が送信されることはなく、レポートによって性能が左右されることはありません。
SQLワークシート
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実行計画: 実行計画に表示される詳細のレベルを決定します。