1.2.11 ABENDルーチン
ユーザー・プログラムから異常終了または正常終了を取得します。ILBOABN0、CEE3ABD、およびART3ABDの3つのCOBOLプログラムが提供されます。これらは特定の条件で呼び出され、プログラムをそれ自体でABENDします。ABENDルーチンでstop runを呼び出すと、stop runは、バッチ・ランタイムが必要なクリーンアップを実行した後プロセスを終了します。
ILBOABN0 abcodeabcode:ABENDコード。CEE3ABD abcode、clean-upabcode:ABENDコード。- clean-up(input)
可能な値は次のとおりです:
0:ABENDを発行します。Batch RuntimeはABENDを取得し、クリーンアップ作業を実行します。ジョブは失敗しました。1:ABENDを発行します。Batch RuntimeはABENDを取得し、ファイルにシステム・ダンプを保存してから、クリーンアップ作業を実行します。ジョブは失敗しました。
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ART3ABD abcodeabcode:ABENDコード。ILBOABN0.cblソースは、Batch_RT/ejr/SAMPLEディレクトリにあります。ノート:
Micro Focus COBOLについては、Batch Runtimeは、2種類のABEND処理ルーチン、ILBOABN0とART3ABDを提供します。これらはABENDを強制的に実行するために呼び出されます。Micro Focus COBOLでは、独自のABEND処理ルーチンCEE3ABDが提供されます。これはMicro Focus COBOLで定義されたとおりに機能します。COBOL-IT COBOLでは、Batch Runtimeは2種類の
ABENDルーチン、ILBOABN0とCEE3ABDを提供します。
親トピック: バッチ・ランタイム環境でのZ/OS JCLカード