2.3.2 リファレンス・ページのコマンド構文

特に指定がないかぎり、リファレンス・ページの「形式」の項で説明されているコマンドは、次の構文に従ってオプションや引数を受け付け、次に説明するように解釈されます。

name [ -option . . . ] [cmdarg . . . ]
nameは実行可能ファイルの名前、optionは2つのタイプ(noargletter . . . または argletter optarg [, . . .])のいずれかの文字列です
optionの前には常に 「-」 が付きます。
noargletter
オプション引数を必要としないoptionを表す1文字の英字。複数のnoargletterを「-」の後にグループ化できます。
optarg
先行するargletter (引数文字)を満たす文字列。1つの引き数文字の次に来る複数のoptargは、カンマで区切るか、あるいはホワイトスペースで区切って引用符で囲む必要があります。
cmdarg
コマンドのオペランドを表すパス名(またはその他のコマンド引数)。
-
(ダッシュ)単独で使用された場合、追加引数を標準入力から指定することを意味します。
--
(2つのダッシュ)この後に続く項目を従属プログラムの引数とみなします。
[ ]
optionまたはcmdargを囲み、それらが省略可能であることを示します。
{ }
or記号( | )で区切った複数のcmdargsを囲み、対応するoptionの使用時にそれらの中からいずれかを選択しなければならないことを示します。
OR引数
. . .
optionまたはcmdargを複数指定できることを意味します。