10.1.1 一般的なTuxedoサーバー構成について
Tuxedo UBBCONFIG構成ファイルで構成されるすべてのTuxedoサーバーは、すべてのサーバーに共通な標準の引数を使用します。この柔軟性はCICSランタイム・サーバーの長所の1つです。
必須の引数は、SVRGRP
とSVRID
です。
MIN
、MAX
、SEQUENCE
、CONV
など、他の共通の引数も使用できます。
Tuxedoサーバー構成の用途に関する正確な情報については、Tuxedoのドキュメント(特にUBBCONFIG(5)のSERVERSの項)を参照してください。
これらのオプションの引数のうち、最も有用なものの1つが、CLOPT
(Command Line OPTions)引数です。CLOPT
オプションは、Tuxedoサーバーの起動時に渡されるコマンド行オプションの文字列です。
このコマンド行オプションは、次の2つの部分に分けられます。
- 一方はあらゆるTuxedoサーバーに共通な一般的な部分で、共通のサーバー・オプションは次のとおりです。
[-e stderr_file] [-o stdout_file]
標準の出力とエラーの宛先は特定のファイルです。
- もう一方は、Tuxedoドキュメントでuargsと呼ばれるオプションを含む、サーバー固有の部分です。
CLOPT
オプションの使用に関する正確な情報は、Tuxedoドキュメント、とりわけservoptsの項を参照してください。
CICS Runtime固有のサーバーの説明は、2つの必須のサーバー引数SVRGRP & SVRID
と、サーバー・タイプによりシステム的に具体的に必要とされる引数のみを含みます。
親トピック: CICSランタイム・サーバー・リファレンス