10.3.7.4 パラメータ

minnおよびmaxn
それぞれ、起動時のサーバー数の初期値と最大値を指定します。詳細は、TuxedoドキュメントのUBBCONFIGに関する項を参照してください。
CLOPTオプション
次のCLOPT実行時パラメータが認識されます。
-s SystemID
必須のオプション、「CICS SYSID引数」を参照してください。
-b suffix
program_list_table.descSUFFIX値を指定して、初期化時にARTDPLが実行するプログラムを選択します。
-d suffix
program_list_table.descSUFFIX値を指定して、停止時にARTDPLが実行するプログラムを選択します。
-a Application_ID
オプションの引数、「CICSアプリケーションIDの引数」を参照してください。

ノート:

CICSリージョンごとに1つ以上のARTDPLを構成する必要があります。
-L List_name(s)
必須の引数、「グループ引数の動的リスト」を参照してください。
-l GroupList
必須のオプション、「グループ引数の動的リスト」を参照してください。

ノート:

-lオプションと-Lオプションの両方について、1つのART CICSリージョンに複数のARTDPLがあり、そのようなリージョンで-sが構成されている場合は、このリージョンで指定される-lはすべて同じ値に設定し、このリージョンで指定される-Lはすべて同じ値に設定してください。-L構成の詳細は、「グループ構成ファイルのリスト」を参照してください。
-S
オプションの引数です。ARTDPLサーバーでは、JCAクライアントなどのTuxedoクライアントからサービス・リクエストを受信できます。Tuxedoクライアントでは、COMMAREAデータをFMLフィールドCXMW_MESSAGEに追加すればよく、その後ARTDPLによりサービスとして公開されている対応プログラムに対してTPCALLを実行します。サービス・リクエストの受信後、ARTDPLは対応するプログラムを実行し、最後にFMLフィールドCXMW_MESSAGEでプログラムから戻されるCOMMAREAデータをTPRETURNします。

時には、プログラムによって戻されるCOMMAREAデータの長さが、Tuxedoクライアントで初期化されたCOMMAREAデータの長さより長くなります。この場合、TuxedoクライアントにTPCALLを実行する前に、もう1つのFMLフィールドCXMW_COMMAREAINLENGTHを追加する必要があります。CXMW_COMMAREAINLENGTHでは、Tuxedoクライアントで初期化され、データ型がlongであるCOMMAREAの合計の長さを指定する必要があります。このように、ARTDPLは、COMMAREAに記入されるデータの長さより明らかに長い合計長CXMW_COMMAREAINLENGTHでデータをTPRETURN COMMAREAできます。

プログラムによって戻されるCOMMAREAデータの長さが、合計長CXMW_COMMAREAINLENGTHより短い場合、ARTPDLでは通常X'00' (NULL埋込み文字)を戻りFMLフィールドCXMW_MESSAGEの最後に追加します。NULL埋込み文字を削除して、TuxedoクライアントとARTDPLとのデータ通信を減らし、パフォーマンスを高めるには、ARTDPLのCLOPTオプションに-Sを追加します。ARTDPLサーバーでは、埋込み文字を削除してから、COMMAREAデータをFMLフィールドCXMW_MESSAGETPRETURNします。

--IMSDB -x -o host:port:dra

オプションの引数、「IMS DB引数」を参照してください。