7.2.5.1 前提条件
- ミラー・トランザクションとそのTWAサイズを
transactions.desc
に定義する必要があります。定義は、CICSシステム・ミラー・トランザクションCSMI/CVMI
またはカスタマイズ済トランザクションになります。詳細は、「ARTDPLでのTWAのサポート」を参照してください。次の例では、2つのミラー・トランザクションを定義しています。CSMIはシステム・デフォルトのミラー・トランザクションで、MIR1はユーザー定義のミラー・トランザクションです。CSMI;SIMPAPP;system default mirror tran;DFHMIRS; ; ; ; ; ; ;ENABLED; ; ; ; ;15000 MIR1;SIMPAPP;user defined mirror tran;DFHMIRS; ; ; ; ; ; ;ENABLED; ; ; ; ;10000
- ターゲットのミラー・トランザクションとそのTWAサイズをARTDPLへのリクエストに指定します。次のFML32フィールドが存在する必要があります。
CX_TRANSID:
実行したDPLプログラムで使用されるターゲットのミラー・トランザクションを指定します。
CX_TRANSID
がリクエストに存在しない場合、システムのミラー・トランザクションCSMI/CVMIの場所が検索されます。CSMI/CVMIがtransactions.desc
に存在しない場合、SYSIDERR
が発生します。指定したCX_TRANSID
がtransactions.desc
で定義されている有効なミラー・トランザクションでない場合は、SYSIDERR
が発生します。
親トピック: ミラー・トランザクションとTWA