3.17 プログラム・リスト構成ファイル
次の表では、CICSアプリケーション・サーバーARTDPL
の起動または停止に使用可能なプログラムを示し、定義しています。
ファイル名はprogram_list_table.desc
です。
program_list_table.desc
定義の書式は、次のとおりです。
[plt]
<field_name_1>=<field_value_1>
<field_name_2>=<field_value_2>
...
<field_name_n>=<field_value_n>
例:
[plt]
SUFFIX=p1
PROGRAM= RSSBT001, RSSBT002
ノート:
空の行およびコメント行がサポートされます。1列目にアスタリスクを記述すれば、コメントを書き込んだり、CICSの特定の実行から一時的に初期化パラメータを削除できます。「\」を使用すると、次の行に続けてパラメータを記述できます。Oracle Tuxedo Application Runtime for CICSでは、現在の行の「\」より後ろの空白を省略して、オペランドを連結できます。この場合、現在の行の「\」の後ろには空白のみ記述できます。それ以外の場合は、「\」はバックスラッシュとして扱われます
定義済のプログラム・リストをロードまたは検出するには、次の2つの方法があります。1つは、-b
または-d
オプションをARTDPL CLOPT
に追加する方法、もう1つは、SUFFIXをsystem.desc PLTPI
/PLTSD
パラメータに定義する方法です。
例:
ARTDPL CLOPT="-s KIXA -l SIMPAPP -b p1"
この例では、ARTDPL
は、初期化時にRSSBT001
、RSSBT002
という名前のプログラムをロードおよび実行します。
表3-15 CICSアプリケーション・プログラムのリスト
フィールド名 | 値 | 型 | 説明 |
---|---|---|---|
SUFFIX |
X(2) | 必須 | PLT接尾辞の名前。SUFFIXの長さは1-2文字です。 |
PROGRAM |
X(1024) | 必須 | プログラム・リストを指定します。書式はPROGRAM=program [,...,programn] です。プログラムの値は1-8文字の英数字です。
|
PROGRAMのプログラムがprograms.desc
に定義されていない、または無効になっている場合は、アプリケーション・サーバーが起動または停止する際に、このプログラムは無視されます。
Program_list_table.desc
に同じSUFFIXを持つ項目が複数定義されている場合は、最初の項目のみが有効になります。
親トピック: CICS Runtime構成ファイル