1.2.3 データベース操作

DLIライブラリは、MPPまたはBMPプログラムから発行されたデータベース処理を実行します。これは、指定されたセグメント検索基準に応じた1つの特定のセグメントの取得および保持、特定のセグメントの更新、特定の位置へのセグメントの挿入、特定のセグメントの削除などを実行できます。データベース処理の詳細なAPIを、次の表9に示します。

表1-10 データベース操作のプロセスとコマンド

名前 説明
GU/GHU 現在の位置(存在する場合)またはデータベースの先頭から基準(存在する場合)を満たす最初のセグメントを取得(および保持)します。
GN/GHN 現在の位置から基準(存在する場合)を満たす次のセグメントを取得(および保持)します。
GNP/GHNP 確立した親の依存セグメントから基準を満たす次のセグメントを取得(および保持)します。
ISRT 既存のセグメント・タイプの新しいオカレンスを階層型データベースに挿入するために使用されます。
REPL 既存のセグメントを更新するために使用されます。
DLET セグメントとその依存関係を削除するために使用されます。
FLD セグメント内のフィールドにアクセスするために使用されます。
POS 修飾位置(POS)呼出しは、特定の順次従属セグメントの位置を取得するために使用されます。非修飾POSは、順次従属セグメント(SDEP)データの論理的な終わりを指します。
OPEN GSAMデータベースを明示的に開くために使用されます。
CLSE GSAMデータベースを明示的に閉じるために使用されます。