4.2.2 レスポンス・ファイルを使用するインストール

多くのOracleソフトウェア製品には、OUI画面を表示したりインストール中に質問に応答せずにOUIをコマンド行から実行するツールと手順が用意されています。

これは、サイレント・インストールと呼ばれます。

OUIでは一連のインストール・オプションを選択するように求めるかわりに、あらかじめ定義された一連のオプションを使用してソフトウェアをインストールします。これらのオプションはレスポンス・ファイル(.rsp)に格納されます。

ノート:

Oracle製品がインストールされていないUNIXコンピュータでサイレント・インストールを実行しようとすると、エラー・メッセージが表示されます。サイレント・インストールをこの状況で実行する前に、oraInventoryディレクトリにあるoraInstRoot.shスクリプトを最初に実行する必要があります。このスクリプトをroot権限で実行する必要があります。これによりOUIでクリーンなホストに中央インベントリが設定できます。