サンプル・トークン仕様ファイルの使用

ブロックチェーン・アプリケーション・ビルダーに付属のサンプル・トークン仕様ファイルを使用して、トークンの完全なライフサイクルを確認できます。

ブロックチェーン・アプリケーション・ビルダーのサンプルを取得するには、サービス・コンソールで「開発者ツール」タブを開き、「ブロックチェーン・アプリケーション・ビルダー」ペインを選択します。「仕様サンプルおよび関連コードのダウンロード」をクリックし、ダウンロードしたアーカイブ・ファイル(obp-app-builder-samples.zip)を抽出します。アーカイブ・ファイルには、サンプルFiat Money Token、Loyalty Token、NFT Art Collection MarketplaceおよびFractional NFT in Real Estateのトークン仕様ファイルが含まれます。

Fiat Money TokenおよびLoyalty Tokenサンプルの場合、アーカイブ・ファイルには、Goのスキャフォールドされたトークン・チェーンコードとこれに対応するPostmanコレクション・ファイル(Goに固有)も含まれ、Oracle Blockchain Platformネットワークでのトークン・ライフサイクル操作のテストに使用できます。

NFT Art Collection MarketplaceおよびFractional NFT in Real Estateサンプルには、TypeScriptでの開発用に設計された仕様ファイルが含まれています。NFT Art Collection Marketplaceサンプルには、Typescriptのスキャフォールドされたトークン・チェーンコードとこれに対応するPostmanコレクション・ファイル(Typescriptに固有)が含まれ、Oracle Blockchain Platformネットワークでの非代替トークンのトークン・ライフサイクル操作のテストに使用できます。NFT Art Collection Marketplaceには2つのサンプルがあります。1つはERC-721標準用、もう1つはERC-1155標準用です。

トークン・アセット名は、サンプル仕様ファイルで指定されます。トークンは動作によって定義され、これも仕様ファイルに含まれています。サンプル・トークン・アセットには、カスタム・プロパティも含まれています。

トークンのサンプルの使用方法の詳細は、サンプル・アーカイブ・ファイルのreadme.mdファイルを参照してください。

ブロックチェーン・アプリケーション・ビルダーでの仕様ファイルの作成の詳細は、次のトピックを参照してください:

チェーンコード・プロジェクトのデプロイおよびテストの詳細は、「トークン・チェーンコードのデプロイおよびテスト」を参照してください。