標準オブジェクトとカスタム・オブジェクトのページ・レイアウトについて
Oracle Sales Assistant for Microsoft Teamsのオブジェクトの標準レイアウトを変更する場合は、新しいページ・レイアウトを作成し、それを会社の要件にあわせて構成できます。
次の3種類のページ・レイアウトを作成できます。
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リスト・レイアウト
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要約レイアウト
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編集レイアウト
Oracle Sales Assistant for Microsoft Teamsレイアウト・ページに単純な変更を加える基本的な構成ステップは次のとおりです。
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「アプリケーション機能」ペインで、レイアウトを作成する標準オブジェクトまたはカスタム・オブジェクトをクリックします。
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リスト、要約または編集など、関連するページ・レイアウトのタイプを選択します。
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「レイアウト」ペインで、標準レイアウトのクリックして複製アイコンをクリックし、レイアウト名を入力します。
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「OK」をクリックします。
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表示されるフィールドを変更するには、該当するフィールドをクリックし、リストから新しいフィールドを選択します。
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フィールドを削除するには、フィールドをクリックした後、クロス・アイコンをクリックします。
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フィールドを移動するには、表示する位置までドラッグします。
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Microsoft Teamsコンポーザ・ページの右上隅にある「保存」をクリックします。
ヒント:保存する前に、「プレビュー」タブをクリックして、Microsoft Teamsでの変更の表示方法をプレビューできます。
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新しいページ・レイアウトをテストして公開します。 ページ・レイアウトの構成の変更を確認する方法の詳細は、「Oracle Sales Assistant for Microsoft Teamsのテスト」のトピックを参照してください。
ページ・レイアウトに対してより広範な変更を加える場合は、様々なタイプのページ・レイアウトの追加機能について理解を深めます。
リスト・ページのレイアウト
リスト・ページ・レイアウトにはオブジェクトのレコードのリストが表示され、それぞれのレコードは、構成可能なフィールドのセットを示します。 リスト・ページ・レイアウトの構成に関する注意点は次のとおりです。
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「Microsoft Teamsコンポーザを使用した機能用の独自のページ・レイアウトの作成」トピックのステップを使用して、フィールドの変更、フィールドの削除およびフィールドの移動を行うことができます。
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リスト・レイアウトには、「タイトル」、「コンテキスト」および「詳細」の3つのセクションがあります。 「コンテキスト」および「詳細」セクションには、最大5つのフィールドを追加できます。 「フィールドの追加」をクリックして、オブジェクトのフィールドを選択します。 フィールドを追加した後に「フィールドの追加」を再度クリックして別のフィールドを選択すると、ペインに2つのフィールドとセパレータが表示されます。 各行のフィールドの位置を変更するには、フィールドをクリックしたまま新しい位置に移動します。
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ロールおよび地理的地域をリスト・ページ・レイアウトに割り当てることができます。 これらを使用すると、ページ・レイアウトを表示できるユーザーを、そのロールおよび地理的地域によって制限できます。 この方法の詳細は、「機能のページ・レイアウトの基準の定義」のトピックを参照してください。
別のページ・レイアウトを作成する前に、Microsoft Teamsコンポーザ・ツールのページで「保存」をクリックします。
新しいページ・レイアウトをテストして公開します。 構成を確認する方法の詳細は、「Oracle Sales Assistant for Microsoft Teams構成のテスト」のトピックを参照してください。
要約ページのレイアウト
要約ページ・レイアウトには、オブジェクトの詳細が表示されます。 要約レイアウトには6つのセクションがあり、オブジェクトの担当者情報を提供するトップ・セクションおよび選択した最上位レベルの情報、情報セクション、子および処理関連のオブジェクト・セクションで構成されます。
要約レイアウトのセクションは次のとおりです。
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最上位のセクションはヘッダー・セクションです(フィールドは標準で、このセクションにフィールドを追加することはできません)。
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情報セクションは、1つ以上のInfo1セクション、所有者およびプライマリ担当者で構成されます(必要に応じてセクションを再配置できます)。
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子オブジェクト・セクション(子オブジェクトを追加し、子オブジェクト・セクション内で子オブジェクトを再配置できます)
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処理セクション(これは常に最後に配置され、選択したオブジェクトに依存します)。 処理があるオブジェクトとないオブジェクトがあります。 すべての処理がカードのボタンとして表示されます。
トップ・セクションの構成について注意が必要な点は次のとおりです。
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「機能用の独自のページ・レイアウトの作成」のステップを使用して、フィールドの変更、フィールドの削除およびフィールドの移動を行うことができます。
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トップ・セクションはオブジェクトのトップレベルの情報を含むように設計されているため、このセクションを移動することはできません。
ここに、情報セクションの注意事項を示します。
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情報1セクション、所有者セクションおよびプライマリ担当者セクションが表示されます。 すべてのオブジェクトに所有者セクションとプライマリ担当者セクションがあるわけではありません。 たとえば、商談オブジェクトと取引先オブジェクトの両方にプライマリ担当者と所有者があり、担当者オブジェクトには所有者があり、サービス要求にはプライマリ担当者があります。
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情報1セクションは必要な数だけ追加でき、各情報1セクションは独自のセクションとして表示されます。 1行につき1フィールドを追加できるため、セクション名はInfo1セクションです。
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青の上下の矢印を使用して、セクションの順序を変更できます。
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各セクションの下部にある「+ フィールドの追加」ボタンをクリックして、フィールドを追加できます。 追加できるフィールドの数に制限はありません。
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「+セクションの追加」ボタンをクリックすると、情報1、所有者およびプライマリ担当者のセクションを追加できます。
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「機能用の独自のページ・レイアウトの作成」のステップを使用して、フィールドの変更、フィールドの削除およびフィールドの移動を行うことができます。
子および関連オブジェクトを追加するためのセクションは、要約ページ・レイアウトの下部にあります。 ノート、添付、または商談オブジェクトの場合は製品、競合相手などの子オブジェクトは、要約レイアウトでのみサポートされます。 オブジェクトに他の関連オブジェクトがある場合、これらは要約カードに追加できません。
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このセクションを移動することはできませんが、「+子の追加」をクリックして、子および関連オブジェクトを必要な数だけ追加できます。
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子または関連オブジェクトを追加すると、要約カードの左側のペインに子オブジェクト・セクションが表示されます。 リスト・ビューへの表示を変更するには、子オブジェクトと画面をクリックします。 リスト・カードの最初の2つのセクションのみが要約カードに表示されます。 最上位レベルのオブジェクトの要約カードには、完全なリスト・レイアウトは表示されません。 詳細は、このトピックの「子オブジェクトのページ・レイアウト」の項を参照してください。
要約ページのその他の構成オプションには、次のようなものがあります。
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ロールおよび地理的地域を要約ページ・レイアウトに割り当てます。 これらを使用すると、ページ・レイアウトを表示できるユーザーを、そのロールおよび地理的地域によって制限できます。 ページ・レイアウトが表示される前に満たす必要がある条件のセットを定義することもできます。 たとえば、
受注確度が50%より大きい
という基準を作成した場合、受注確度が50%を超える商談ではそのレイアウトが使用されます。 これらの設定方法の詳細は、「機能のページ・レイアウトの基準の定義」のトピックを参照してください。
別のページ・レイアウトを作成する前に、構成ツール・ページで「保存」をクリックします。
新しいページ・レイアウトをテストして公開します。 モバイル構成を確認する方法の詳細は、「Oracle Sales Assistant for Microsoft Teams構成のテスト」のトピックを参照してください。
編集ページのレイアウト
Oracle Sales Assistant (OSA)を使用してオブジェクトを作成する場合、デフォルト・アクションは、アシスタントがデフォルト値を持たない必須フィールドの値のみを要求することです。 編集ページ・レイアウトの構成に関する注意点は次のとおりです。
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編集ページ・レイアウトは、タスク、アポイントメント、およびコール・レポート・オブジェクトでのみ使用できます。
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この章の「Microsoft Teamsコンポーザを使用した機能用の独自のページ・レイアウトの作成」トピックのステップを使用して、フィールドの変更、フィールドの削除およびフィールドの移動を行うことができます。
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作成中に尋ねられる質問の順序は、編集レイアウト内のフィールドの順序に基づきます。 フィールドを移動するには、表示する位置までドラッグします。
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オブジェクトを作成する場合、デフォルトでは、アシスタントは、必須でデフォルト値のない編集ページ・レイアウトのフィールドの値の入力のみを求めます。 ただし、必須でない、または必須でもデフォルトが設定されていない追加フィールドの入力をアシスタントが求めるようにする場合は、ツールの左側のアシスタント作成時のプロンプト・フィールドのセクションでフィールドを選択できます。 このセクションで選択したフィールドは、編集レイアウトに含まれている場合、会話作成中に常に表示されます。 このセクションで選択したフィールドは、事前定義済の標準レイアウトまたはカスタム・レイアウトに適用されます。
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ロールおよび地理的地域を割り当てることもできます。 これらを使用すると、ページ・レイアウトを表示できるユーザーを、そのロールおよび地理的地域によって制限できます。 ページ・レイアウトが表示される前に満たす必要がある条件のセットを定義することもできます。 たとえば、
受注確度が50%より大きい
という基準を作成した場合、受注確度が50%を超える商談ではそのレイアウトが使用されます。 これらの設定方法の詳細は、「機能のページ・レイアウトの基準の定義」のトピックを参照してください。
別のページ・レイアウトを作成する前に、構成ツール・ページで「保存」をクリックします。
新しいページ・レイアウトをテストして公開します。 モバイル構成を確認する方法の詳細は、「Oracle Sales Assistant for Microsoft Teams構成のテスト」のトピックを参照してください。
子オブジェクト・ページのレイアウト
子オブジェクトは、要約ページ・レイアウトにのみ追加できますが、子オブジェクト自体のページ・レイアウトを作成することもできます。
子オブジェクトのページ・レイアウトを構成する際の注意点は次のとおりです。
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ノートおよび添付は、拡張または変更できない特殊な子オブジェクトです。
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事前定義された子オブジェクト・レイアウトのみが子オブジェクト・セクションに表示されます。
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子オブジェクトを親オブジェクトのページ・レイアウトに追加すると、子オブジェクトは「子」ペインに追加されます。 子オブジェクトのページ・レイアウトを作成するには、子オブジェクトをクリックし、親オブジェクトの場合と同様に標準ページ・レイアウトを複製します。
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子オブジェクトのページ・レイアウトの構成は、親オブジェクトのページ・レイアウトの構成と同じであるため、このトピックですでに熟知しているものと同じステップに従うことができます。
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上位レベル・オブジェクトのページ・レイアウトのリスト・ビューに使用されるテンプレートは、子オブジェクトを親ページに追加するときに選択されます。 その後、子オブジェクトを選択して標準ページ・レイアウトを複製するときに、リスト・ページをさらに構成できます。
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ロールおよび地理的地域を子オブジェクトのページ・レイアウトに割り当てることができます。 リスト・ページ・レイアウトを表示するための基準を割り当てることもできます。 子オブジェクト・レイアウトでは現在のリスト・レイアウトのみがサポートされており、拡張基準はリスト・レイアウトではサポートされていません。
新しいページ・レイアウトをテストして公開していることを確認します。 構成を確認する方法の詳細は、「Oracle Sales Assistant for Microsoft Teams構成のテスト」のトピックを参照してください。