新規アカウントに関する自動通知および変更する内容
セキュリティ上の理由から、ユーザーは、アプリケーションの使用開始に必要なサインイン情報を2通の通知で受け取ります。 1通目のEメールは、ユーザーのアカウントが作成されたことを通知し、ユーザーがパスワードの作成に使用するためのリンクを記載しています。 2通目のEメールは、パスワードがリセットされたことを通知し、ユーザー名を伝えます。
このプロセスのデフォルトの仕組みを次に示します。
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アプリケーションは、新規アカウントの通知を送信します。 Eメールに含まれるのは、パスワードをリセットするためのリンクのみです。 ユーザー名は記載されません。
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ユーザーは、Eメール内のリンクをクリックしてパスワードを作成します。
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すでに自分のユーザー名を把握しているユーザーは、アプリケーションにすぐにサインインできます。
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ユーザー名を記載し、パスワードがリセットされたことを伝える2通目のEメールが送信されます。
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自分のユーザー名がわからなくても、2通目の通知で判明します。
デフォルトの通知テキストは、オラクル社が提供する2つのテンプレート(「ORA新規アカウント・テンプレート」および「ORAパスワード・リセットの確認テンプレート」)をセキュリティ・コンソールで開くことで確認できます。 独自のテンプレートを作成する際は、オラクル社の通知テンプレートのテキストが新規テンプレートに自動的にコピーされます。 テキストを編集することも、独自のテキストに置換することもできます。
アプリケーションは、ユーザー・アカウントが作成されたときやパスワードがリセットされたときに、ユーザーのマネージャにも通知を送信するように設定されています。 営業マネージャを煩わせないようにするため、これらの通知を無効にしたり、独自のテキストに置き換えたりすることもできます。
変更の提案
少なくとも、サンプル通知のテキストは変更し、オラクル固有の文言は置き換えることをお薦めします。 次のようにプロセスを明確にすることもできます。
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新規アカウント・テンプレート:
パスワードを作成した直後に受け取る通知にユーザー名が記載されていることをはっきりと伝える文言を追加します。
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パスワード・リセットの確認テンプレート
ユーザー名を強調表示するようにテキストを変更して、Eメール内で見つけやすくします。 編集を行う際は、最初にパスワードを作成するときだけでなく、パスワードをリセットするたびにユーザーがこの通知を受け取るという点を念頭に置いてください。
ナビゲーションや設定の詳細(使用可能なトークンなど)は、「ユーザー名、パスワードおよび通知のプリファレンスの設定」のトピックを参照してください。