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リソースをマネージャから非マネージャ・ロールに変更する例

リソース・ロール・コードやリソース・ロール・タイプ・コードなどのリソース情報を変更することで、リソースに対するロール変更関連の更新を行うことができます。 マネージャをマネージャ以外のロールに変更する前に、そのマネージャの部下である従業員を別のマネージャに移動します。

これらのシナリオは、リソースに対して実行できる様々なロール変更関連の更新を示しています。

  • 営業マネージャが同じマネージャの営業担当に変更されました。

  • 営業マネージャが別のマネージャの営業担当に変更されました。

営業マネージャが同じマネージャ下で営業担当に変更

Geriant Jonesは、Charlotte Edwardsの部下である営業マネージャです。 Geriant Jonesのレポート階層と組織詳細は、次の図のようになります:

同じマネージャで営業担当に降格する前の営業マネージャ・レポート階層

このシナリオでは、レポート階層を変更せずに、GeriantのロールがCharlotte EdwardsのSales Representative(営業担当)に変更されます。 Geriant Jonesの親組織にレポートする従業員を移動します。 この例では、Geriant Jonesを降格する前に、Charlotte Edwardsの下にEd Joyceを営業担当として移動します。

Geriant Jonesのロールを営業担当に変更するには、この表にリストされた属性を持つソース・ファイル(CSV)を作成し、インポート管理を使用してインポートする必要があります。 組織またはマネージャ関連の変更には、ResourceParentOrganizationNameまたはResourceManagerEmailのいずれかを使用できます。

属性名

ResourcePartyNumber

Conta765976

ResourceManagerEmail

charlotte.edwards@vision.com

ResourceOrgRoleCode

SALES_REPRESENTATIVE

ResourceParentOrganizationName

SVP2VisionCorpEntSales_Org

ソース・データ・ファイルをインポートできます。

  1. 「ナビゲータ」「ツール」「インポート管理」「インポート・キュー」に移動します。

  2. 「インポートの管理」ページで「インポート・アクティビティの作成」をクリックします。

  3. 「インポート・オプションの入力」ページで、インポート・アクティビティの名前を指定し、「オブジェクト」ドロップダウン・リストからリソースを選択します。

  4. 「ファイル名」フィールドでCSVファイルを選択し、「次」をクリックします。

  5. ソース属性とターゲット属性が「フィールドのマップ」ページに自動的にマップされます。 必要に応じてマッピングをレビューおよび編集します。

  6. 「データの検証」をクリックして、マップされていない列、またはデータ形式の問題があるかどうかについてファイルを確認します。 「次」をクリックします。

    ノート:

    検証エラーがある場合は、「マッピング検証」画面に表示されます。 マップされていない列に関する警告が表示された場合は、これらの列を無視して、インポート・ジョブの発行に進むことができます。 検証は情報提供を目的としており、少量のインポートにのみ適用されます。

  7. 「レビューおよび発行」ページでインポート詳細をレビューし、準備ができたら「発行」をクリックします。

インポートが正常に実行されたら、保留中のLDAPユーザー更新リクエストを送信します:

  1. ナビゲータで、「予定済プロセス」をクリックします。

  2. 「スケジュール済プロセス」ページ、「新規プロセスのスケジュール」をクリックします。

  3. 「新規プロセスのスケジュール」ダイアログ・ボックスの「名前」ドロップダウン・リストから、保留中のLDAPリクエストの送信を検索します。

  4. 検索結果から「保留中のLDAPリクエストの送信」を選択し、OKをクリックします。

  5. 「プロセス詳細」ダイアログ・ボックスで「送信」をクリックします。

  6. 「確認」ダイアログ・ボックスで、「OK」をクリックします。

  7. 「閉じる」をクリックします。

  8. 「スケジュール済プロセス」ページで、「リフレッシュ」アイコンをクリックします。

  9. プロセスのステータスが正常に完了しているかどうかを確認します。

スケジュール済プロセス「レポート階層生成」を実行して、組織階層に変更があった場合にリソース・レポート階層を再生成します。 「レポート階層生成」スケジュール済プロセスの詳細は、Understanding Scheduled Processesガイドのレポート階層生成の項を参照してください。

Geriant JonesのロールがSALES_MANAGERからSALES_REPRESENTATIVEに変更された後のレポート階層および組織詳細は、次のとおりです:

ノート:

降格されるマネージャにレポートする営業担当は、マネージャのマネージャまたは別のマネージャの下に移動する必要があります。 このシナリオでは、次の図に示すように、GeriantにレポートしていたEd Joyceは、EdwardのマネージャであったCharlotte Edwardsの下に移動する必要があります。

同じマネージャで営業担当に降格した後の営業マネージャ・レポート階層

営業マネージャが別のマネージャの営業担当に変更されました

Geriant Jonesは、Andrew Flintoffの部下である営業マネージャです。 Darren Goughのレポート階層と組織詳細は、次の図のようになります:

別のマネージャの営業担当に降格する前の営業マネージャ・レポート階層

このシナリオでは、Darrenのロールが営業担当に変更され、別のマネージャのCharlotte Edwardsにレポートされます。 Darren GoughのロールをCharlotte Edwardsの営業マネージャから営業担当に変更するには、次の表に示す属性を使用してソース・ファイル(CSV)を作成し、インポート管理を使用してインポートする必要があります。 組織またはマネージャ関連の変更には、ResourceParentOrganizationNameまたはResourceManagerEmailのいずれかを使用できます。

属性名

ResourcePartyNumber

Conta765976

ResourceOrgManagerEmail

charlotte.edwards@vision.com

ResourceOrgRoleCode

SALES_REPRESENTATIVE

ResourceParentOrganizationName

SVP2VisionCorpEntSales_Org

ソース・データ・ファイルをインポートできます

  1. 「ナビゲータ」「ツール」「インポート管理」「インポート・キュー」に移動します。

  2. 「インポートの管理」ページで「インポート・アクティビティの作成」をクリックします。

  3. 「インポート・オプションの入力」ページで、インポート・アクティビティの名前を指定し、「オブジェクト」ドロップダウン・リストからリソースを選択します。

  4. 「ファイル名」フィールドでCSVファイルを選択し、「次」をクリックします。

  5. ソース属性とターゲット属性が「フィールドのマップ」ページに自動的にマップされます。 必要に応じてマッピングをレビューおよび編集します。

  6. 「データの検証」をクリックして、マップされていない列、またはデータ形式の問題があるかどうかについてファイルを確認します。 「次」をクリックします。

    ノート:

    検証エラーがある場合は、「マッピング検証」画面に表示されます。 マップされていない列に関する警告が表示された場合は、これらの列を無視して、インポート・ジョブの発行に進むことができます。 検証は情報提供を目的としており、少量のインポートにのみ適用されます。

  7. 「レビューおよび発行」ページでインポート詳細をレビューし、準備ができたら「発行」をクリックします。

インポートが正常に実行されたら、保留中のLDAPユーザー更新リクエストを送信します:

  1. ナビゲータで、「予定済プロセス」をクリックします。

  2. 「スケジュール済プロセス」ページ、「新規プロセスのスケジュール」をクリックします。

  3. 「新規プロセスのスケジュール」ダイアログ・ボックスの「名前」ドロップダウン・リストから、保留中のLDAPリクエストの送信を検索します。

  4. 検索結果から「保留中のLDAPリクエストの送信」を選択し、OKをクリックします。

  5. 「プロセス詳細」ダイアログ・ボックスで「送信」をクリックします。

  6. 「確認」ダイアログ・ボックスで、「OK」をクリックします。

  7. 「閉じる」をクリックします。

  8. 「スケジュール済プロセス」ページで、「リフレッシュ」アイコンをクリックします。

  9. プロセスのステータスが正常に完了しているかどうかを確認します。

スケジュール済プロセス「レポート階層生成」を実行して、組織階層に変更があった場合にリソース・レポート階層を再生成します。 「レポート階層生成」スケジュール済プロセスの詳細は、Understanding Scheduled Processesガイドのレポート階層生成の項を参照してください。

ノート:

マネージャを降格する前に、降格するマネージャにレポートする営業担当は、マネージャのマネージャまたは別のマネージャの下に移動する必要があります。 このシナリオでは、Darrenが別のマネージャに降格する前に、Darrenに報告していたRosalie Birchは、このイメージに示すように、DarrenのマネージャであったAndrew Flintoffの下に移動する必要があります。

Charlotte Edwardsで自分のロールがSALES_MANAGERからSALES_REPRESENTATIVEに変更された後のDarren Goughのレポート階層および組織詳細は次のとおりです:

別のマネージャで営業担当に降格した後の営業マネージャ・レポート階層