商談クローズ期間検索の構成
ユーザーが商談を検索する場合、検索対象として複数の商談フィールドを選択できます。 これらのフィールドの1つが「クローズ期間」で、これは商談クローズ日に基づく範囲です。
指定した商談のクローズ期間検索値がビジネス・ニーズを満たしていない場合は、商談参照タイプ「検索のクローズ期間値」を変更して、ユーザーに表示される値を追加または削除できます。 たとえば、過去45日間、現行年度、次の3四半期または次の3年間のすべての商談をユーザーが選択できるように、クローズ期間検索を構成できます。 デフォルトで有効になっていない値を有効にしたり、独自のユーザー定義値を追加できます。
ユーザーはクローズ日フィルタなしで商談を検索できることに注意してください。
「検索のクローズ期間値」参照タイプを変更する方法を次に示します。
-
「設定と保守」作業領域で、次の場所に移動します。
-
オファリング: 営業
-
機能領域: 商談
-
タスク: 標準参照の管理
-
-
「標準参照の管理」ページで、参照タイプ「検索のクローズ期間値」(MOO_OPTY_SRCH_CLS_PERIOD)を検索し、必要に応じて参照コードを更新します。
-
「使用可能」を使用して、特定の参照コードを使用可能または使用不可にします。
-
事前定義された値の意味(表示名)、開始日、終了日、チェック・ボックスまたは表示順序を更新します。
-
正しい参照コード書式に従って、参照コードを追加または削除します。 適切に書式設定された参照コードの詳細は、「処理およびベスト・プラクティス」の項を参照してください。
-
処理およびベスト・プラクティス
通常、実装では会計カレンダがすでに作成され、使用されています。 クローズ期間参照タイプ値の影響とベスト・プラクティスは、標準グレゴリオ暦参照値と会計カレンダ参照値のどちらを参照するかによって異なります。
この表では、参照タイプMOO_OPTY_SRCH_CLS_PERIODの違いについて説明しています。
標準グレゴリオ暦値 |
会計カレンダ値 |
---|---|
有効なグレゴリオ期間が表示されます。 |
有効なグレゴリオ期間に加えて、有効な会計期間が表示されます。 |
サポートされる期間は次のとおりです。
|
サポートされる期間は次のとおりです。
|
次の例のように、参照コードにはサフィクスは必要ありません。
無効な値はUIに表示されないため、正しいコードを入力する必要があります。 |
|
次の処理とベスト・プラクティスは、両方のタイプのカレンダに共通です。
-
正しい書式ではないクローズ期間参照コードは表示されません。
-
会計カレンダとクローズ期間の設定が一致しない場合(会計カレンダが四半期に対して設定されているが、会計期間が「次月」に設定されている場合など)、このクローズ期間の値は表示されません。
-
デフォルトのクローズ期間値または以前に保存済検索で使用された値が無効になっている場合、その検索のクローズ日範囲は空白に設定されます。 ユーザーは、後で使用するために同じ検索を新しい値で保存できます。また、値を復元することもでき、その場合、検索は以前と同様に機能します。
-
「すべて」というクローズ期間を定義して、期間が異なる複数のリストを表示するのではなく、すべてのオープン商談を1つのリストに表示するのに十分な期間を含めることができます。