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公開一意IDデータの移行

PUIDは、テスト・インスタンスから本番インスタンス(またはその逆)に移行できます。

移行では、基本的に、営業アプリケーションですぐに使用できる一括エクスポート・プロセスを使用して、あるインスタンスのデータをエクスポートし、インポート・プロセスを使用して、別のインスタンスにデータをインポートします。

移行アプローチの選択

移行アプローチを選択する前に、次の点について考慮してください。

  • 組織で一括データ・ロード(移行)機能を頻繁に使用する場合は、文書連番アプローチを使用します。 詳細は、関連トピックを参照してください。

  • 組織で一括データ・ロードを頻繁に使用しない場合は、Oracleの標準インポート・プロセスを使用して、あるインスタンスから別のインスタンスにデータをインポートします。 プロセスでPUIDが却下された場合、却下されたPUID値に対して新しいPUIDを手動で定義し、すべてのデータがインポートされるまでインポート・プロセスを繰り返します。 インポート方法の詳細は、営業の実装ガイドを参照してください。

ノート: トランザクション・データは移行できません。

PUID値の手動上書き

PUID値は、インポート・プロセス中に手動で上書きできます。 インポート・プロセスでPUIDが却下されたら、新しいPUID値を定義する必要があります。 たとえば、レコードがテスト・インスタンスにすでに存在するため、SMTTXT-002が却下されたとします。 そのため、SMTTXT-003の新しいPUID値が定義され、インポート・プロセスで使用されます。

文書連番の設定

すべてのオブジェクト・チームは、PUID実装の一環としてオブジェクトの文書連番を定義します。 データベースに新しいPUIDが作成されると、PUID機能によって文書連番プロセスから値が取り込まれます。 たとえば、文書連番の初期値が0の場合、本番インスタンスでPUIDが作成されると、連番生成で0から始まるPUIDが作成されます。 文書連番の初期値がテスト・インスタンスと本番インスタンスで異なる場合、テスト・インスタンスと本番インスタンスの間のPUIDクラッシュの可能性が完全に排除されます。

組織は、通常、テスト・インスタンスと本番インスタンスで作成されるオブジェクトの数を把握しています。 したがって、テスト・インスタンスおよび本番インスタンスで文書連番に適切な初期値を定義すると、PUIDクラッシュを解決できます。 文書連番の設定の詳細は、『Oracle Fusion Applications開発者ガイド』の「文書連番の設定」を参照してください。

様々なプリフィクスの保守

「設定と保守」の「公開一意識別子連番生成の管理」タスクで、特定のオブジェクトのプリフィクス情報を定義します。 一意に識別できるプリフィクスをテスト・インスタンスに入力して、PUID値がテスト・インスタンスに属していることを示すことができます。 同様に、本番インスタンスの同じタスク・フローで同じオブジェクトが定義されていますが、PUID値が本番インスタンスに属していることを示すプリフィクスを入力します。 したがって、テスト・インスタンスから本番インスタンスへの移行、またはその逆の移行が発生しても、PUID値全体がかち合うことはありません。