参照タイプの概要
アプリケーションの参照タイプは、アプリケーション・フィールドの値リストをドロップダウン・リストとして提供します。
たとえば、商談のクローズ時に、営業担当は、「受注/失注事由」フィールド(ドロップダウン・リスト)から、商談を受注または失注した事由を選択できます。 そのリストの値は、参照と呼ばれる複数の潜在的な値を持つMOO_WIN_LOSS_REASONの参照タイプから導出され、それぞれに独自の参照コードと、UIに表示される内容があります。
参照タイプの構成
ビジネス・ニーズに合わせて多数の参照タイプを構成できます。 参照タイプが拡張可能であるレベルによって、その参照タイプの参照を編集できるかどうかが決まります。 レベルは、ユーザー、拡張可能およびシステムです。
この表は、各レベルで許可されている参照管理タスクを示しています。
許可されているタスク |
ユーザー |
拡張可能 |
システム |
---|---|---|---|
参照タイプの削除 |
はい |
いいえ |
いいえ |
新しいコードの挿入 |
はい |
はい |
いいえ |
ページに表示される文言の変更(「内容」フィールド) |
はい |
はい |
はい |
開始日、終了日および使用可能フィールドの更新 |
はい |
はい(コードが事前定義済データでない場合のみ) |
いいえ |
コードの削除 |
はい |
はい(コードが事前定義済データでない場合のみ) |
いいえ |
タグの更新 |
はい |
いいえ |
いいえ |
モジュールの更新 |
はい |
いいえ |
いいえ |
製品が参照タイプに依存する場合、削除を防ぐために、構成レベルがシステムまたは拡張可能である必要があります。 構成レベルは、参照タイプに対して設定した後は変更できません。 「参照の定義」ページを使用して作成された参照タイプに対する構成レベルは、デフォルトでユーザー・レベルに設定されます。
営業参照タイプ
参照タイプを見つけるには、「設定と保守」作業領域の「営業」オファリングで関連するタスクにアクセスします。 一般的な営業参照タスクまたはタスク・リストを次にいくつか示します。
営業参照タイプにアクセスするには:
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設定ユーザーとしてサインインし、「設定と保守」作業領域に移動します。
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「設定と保守」で「営業」オファリングに移動します。
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機能領域のリストで、参照が表示された領域をクリックします。 詳細は、この手順の最後にあるリストを参照してください。
その領域のタスクのリストが表示されます。
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タスクのリストで、参照タスクをクリックします。
-
参照タイプのページで、必要に応じて参照タイプを変更します。
営業参照タイプのタスクと、それらが表示される機能領域は、次のとおりです。
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「営業基盤」機能領域:
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地理参照の管理
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アプリケーション・コア標準参照の管理
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アクティビティ標準参照の管理
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「ユーザーおよびセキュリティ」機能領域:
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リソース・ロール参照の管理
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リソース参照の管理
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「アカウントおよび担当者」機能領域
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グループ参照の管理
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ソース・システム参照の管理
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階層参照の管理
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取引先コミュニティ共通参照の管理
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パーティ使用目的参照の管理
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関係参照の管理
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連絡先参照の管理
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取引先コミュニティ組織参照の管理
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取引先コミュニティ所在地参照の管理
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取引先コミュニティ個人参照の管理
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担当者参照の管理
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顧客アカウント参照の管理
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顧客センター参照の管理
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「販売カタログおよび製品」機能領域:
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製品グループ参照の管理
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「リード」機能領域:
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営業リード標準参照の管理
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セットが使用可能な参照の管理
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「商談」機能領域:
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セットが使用可能な参照の管理
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「テリトリ」機能領域:
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テリトリ管理拡張不可参照の管理
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「ビジネス・プラン」機能領域:
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ビジネス・プラン拡張不可参照の管理
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目的拡張不可参照の管理
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「パートナ」機能領域:
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パートナ参照の管理
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セットが使用可能な参照参照タイプ
いくつかのアプリケーションでは、参照セット・レベルで参照タイプがサポートされており、ビジネス・ユニットごとに異なる値リストを表示できます。 これらは、これらの参照タイプをサポートする機能領域内の「セットが使用可能な参照の管理」タスクで確認できます。