CX SalesとMicrosoft 365のデータの同期
営業アプリケーションのデータをMicrosoft 365と同期するには、次の3つのプロセスを実行します。
同期設定の詳細は、Microsoft 365の管理を参照してください。
プロセス |
摘要 |
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Microsoft 365インスタント同期ジョブ |
営業アプリケーションと共有するMicrosoft 365のアクティビティを同期します。 アポイントメントまたはEメールをOracle CX Salesと共有できます。 アポイントメントはアポイントメントとして同期化され、Eメールはタスクとして同期化されます。 |
Microsoft 365標準同期ジョブ |
Microsoft 365と営業アプリケーションの担当者およびアクティビティを同期します。 |
Microsoft 365トークン・リフレッシュ・ジョブ |
この必須プロセスは、スケジュール済プロセスが正常に実行されるようにログイン資格証明を同期およびリフレッシュします |
データを同期するには、「Microsoft 365の管理」タスクで同期が有効になっていることを確認する必要があります。 通常は統合の有効化中に、すでにこの設定が完了しています。
同期頻度のベスト・プラクティス
次に、同期ジョブの推奨頻度を示します。
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Microsoft 365トークン・リフレッシュ・ジョブ: 3時間ごとに実行するようにスケジュールします。 このジョブは、ユーザーのトークンを常にアクティブに保ちます。
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Microsoft 365インスタント同期ジョブ: 1時間ごとにスケジュールします。
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Microsoft 365標準同期ジョブ: 4時間ごとにスケジュールします。
標準同期ジョブおよびインスタント同期ジョブの頻度を変更する必要がある場合は、変更する前に顧客環境を評価します。 また、合計ユーザー数や同期されるデータ量などの要因も考慮してください。
頻度を決定するアプローチとしては、これらのジョブを一定期間監視し、ジョブの完了にかかる時間を評価するのが適切です。 実際の実行時間(ジョブの完了までにかかった時間)に基づいて、頻度を決定できます。 たとえば、標準同期ジョブ・インスタンスが一貫して1時間で完了している場合、頻度を4時間から2時間に変更できます。 同様に、インスタント同期ジョブが約15分以内に完了する場合は、ジョブの頻度を30分に変更できます。