請求プランおよび収益プラン・コンポーネントの連携方法
請求プランおよび収益プランにより、契約内の契約明細で共有できる請求属性の統合セットを作成することができるようになります。
契約内で請求プランおよび収益プランを作成し、それらを1つ以上の契約明細に関連付けます。
請求および収益認識要件に合せて、請求プランおよび収益プランのリージョンを構成します。 リージョンは次のとおりです。
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保留オプション
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請求または収益方法名
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一般情報
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請求拡張
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スケジュールおよび上書き
保留オプション
請求プランまたは収益プランを使用する契約明細に関連付けられたトランザクションが請求書または収益生成に含まれないようにするには、保留オプションを有効にします。
請求または収益方法
請求プランまたは収益プランを使用する契約明細について請求または収益認識を行う方法を決定します。 要件に合う請求または収益認識指示を持つ方法分類の請求方法または収益方法を選択します。
一般情報
請求プランの顧客情報、請求指示および請求書要約オプションを定義します。 請求プランまたは収益プランの関連契約明細を選択します。 次の表で、オプションを説明します。
機能 |
摘要 |
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顧客情報 |
請求プランを使用する契約明細のプロジェクト関連作業の請求書を受領する請求書顧客、サイトおよび担当者。 |
請求書情報 |
請求書の請求通貨、請求サイクル、支払条件、請求オフセット日数および請求セット番号の指示。 顧客請求書に表示するコメントがあれば入力します。 また、請求書を準備する際に請求管理者が実行する必要のある指示があれば入力します。 |
信用状詳細 |
交付契約でのみ信用状請求を使用できます。 「信用状」チェック・ボックスを選択し、請求プランの一意の文書番号を入力します。 注意:
交付契約の請求プランで信用状が使用されている場合、すべての請求プランで信用状請求を使用し、請求プランを連邦請求書フォーマットSF270に設定することはできません。 |
請求書要約オプション |
トランザクションを請求書明細でグループ化する労務、非労務およびイベント形式を選択します。 |
関連契約明細 |
請求プランまたは収益プランを使用する契約明細を選択します。 各請求プランまたは収益プランは契約内の複数の契約明細に関連付けることができます。 ただし、契約明細は、1つの請求プランまたは収益プランとのみリンクできます。 契約がドラフト・ステータスのときに契約明細を請求プランまたは収益プランに関連付けてください。 契約の承認後は、契約明細を変更または追加するには、契約を修正中にする必要があります。 |
請求拡張
オプションで、請求プランまたは収益プランを使用する契約明細の請求書または収益イベント金額を計算するために、請求拡張を追加します。 請求または収益方法で請求拡張を使用する場合、自動的に請求プランまたは収益プランにコピーされます。
請求書または収益生成プロセスによって請求拡張を呼び出すためには、請求拡張のステータスがアクティブである必要があります。 関連プロジェクトまたは契約明細のいずれのイベントを請求拡張によって計算するかを選択してください。 契約明細を選択した場合、イベント金額は、契約明細に関連付けられたすべてのプロジェクトのものとなります。
スケジュールおよび上書き
請求プランに関連付けられた契約明細の標準請求レート、間接費計算、または振替価格のソースを決定する労務および非労務スケジュールを選択します。 標準請求レート・スケジュールの割引情報があれば入力します。 オプションで、標準請求レート・スケジュールよりも優先される上書きまたは乗数があれば入力します。
スケジュールと上書きは、レートベースの請求書または収益方法分類を使用する請求プランと収益プランに対してのみ使用できます。