グラフィカル形式と表形式でのロールのビジュアライゼーション
ロール階層情報は、セキュリティ・コンソールのロール・タブの表形式ビューまたはグラフィカル・ビューを使用してレビューできます。 このトピックでは、これらの各表示を使用する方法について説明します。
デフォルトの表示は、「管理」タブの「デフォルトの表形式表示可能」オプションの設定によって決まります。
ロール階層の範囲は、階層の上部のユーザーから下部の権限までです。 グラフィカル形式表示と表形式表示の両方で、表示される階層の方向を設定できます。
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選択したユーザー、ロールまたは権限から上に移動する階層を表示するには、「展開方向」を「ユーザー」に設定します。
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選択したユーザー、ロールまたは権限から下に移動する階層を表示するには、「展開方向」を「ロール」に設定します。
表形式表示
「ロール」タブでセキュリティ・アーティファクトを選択したときに、表形式表示が表示されない場合は、「表として表示」アイコンをクリックします。 表形式表示で次の操作が行えます。
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選択したユーザーまたはロールの完全なロール階層をレビューします。 表には、直接的および間接的に継承されたロールが表示されます。
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列検索フィールドに検索条件を入力し、[Enter]を押すことで、セキュリティ・アーティファクトを検索します。
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表の内容を次のように設定します。
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「展開方向」が「権限」に設定されている場合、「表示」を「権限」または「ロール」に設定できます。
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「展開方向」が「ユーザー」に設定されている場合、「表示」を「ロール」または「ユーザー」に設定できます。
表の結果の内容は、開始点によって異なります。 たとえば、権限を選択して、「展開方向」を「権限」に、「表示」を「ロール」に設定した場合、表は空になります。
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表示された詳細をMicrosoft Excelスプレッドシートにエクスポートします。
グラフィカル形式表示
「ロール」タブでセキュリティ・アーティファクトを選択したときに、グラフィカル形式表示が表示されない場合は、「グラフの表示」アイコンをクリックします。 グラフィカル形式表示では、ユーザー、権限、様々なタイプのロールがノードで表され、色とラベルで区別されます。 これらの値は、「凡例」で定義されます。 次のことが可能です。
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選択したロールまたはユーザーによって直接継承されたロールをレビューします。 間接的に継承されたロールおよび権限を表示するには、直接継承されたロールを選択し、右クリックして「展開」または「すべて展開」を選択します。 処理を取り消すには、「縮小」または「すべて縮小」を選択します。 または、ノードをダブルクリックして、ノードを展開または縮小します。
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「フォーカスとして設定」処理を使用して、選択した任意のノードをビジュアライゼーションの中心に配置します。
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「概要」アイコンを使用して、ビジュアライゼーションを操作します。 たとえば、「概要」でノードをクリックすると、ノードがビジュアライゼーションの中心に移動します。 ドラッグ・アンド・ドロップを使用することもできます。
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凡例エントリにカーソルを合せて、ビジュアライゼーションの対応するノードをハイライトします。 凡例エントリをクリックし、ビジュアライゼーションの対応するノードを追加または削除します。
コントロール・パネルで次の操作が行えます。
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放射状表示とレイヤー表示間でレイアウトを切り替えます。
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「検索」アイコンをクリックして、検索条件を入力し、現在表示されているノードからセキュリティ・アーティファクトを見つけます。
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「ズーム・イン」および「ズーム・アウト」アイコンまたはマウス・ホイールを使用して、拡大および縮小します。
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「拡大」アイコンをクリックして目的の領域にドラッグし、ビジュアライゼーションの領域を拡大します。 拡大を解除するには、アイコンを再度クリックします。
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「合せてズーム」アイコンをクリックして、イメージを中央揃えにし、表示領域全体に表示します