分析の階層
事前に作成された標準のサブジェクト領域には、顧客やテリトリ階層などの階層が含まれています。 階層を使用して分析を設計する場合、ユーザーはその階層をドリル・アップおよびドリルダウンして、様々なレベルでグループ化されたデータを表示できます。
たとえば、テリトリ階層では、ユーザーはデータをドリル・アップおよびドリルダウンして、リージョン、都道府県および市区町村別にグループ化された情報を表示できます。 階層は標準サブジェクト領域でのみ提供され、カスタム・サブジェクト領域には追加できません。 ただし、実行できることは、カスタム・サブジェクト領域と必要な階層を持つ標準サブジェクト領域を結合することです。 これにより、カスタム・サブジェクト領域からプルされたデータを使用して、階層を使用して分析を作成できます。
サポートされている階層
次の階層は、Salesなどの一部の標準サブジェクト領域でサポートされています - CRMパイプライン:
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リソース
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テリトリ
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Customer
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パートナ
分析への階層の追加の例
階層を含む分析を作成し、カスタム・サブジェクト領域からデータをプルする場合は、その方法を次に示します。
たとえば、Ticketという名前のカスタム・オブジェクトをレポートするとします。 チケット・オブジェクトには、アカウント・フィールドが動的選択リストとして含まれます。 つまり、ユーザーは実行時にチケットを作成し、そのチケットにアカウント(顧客)を割り当てることができます。
データベースに1,000枚のチケットがあり、そのチケットに関するレポートを作成します。 ユーザーは、顧客階層の上下にチケットの合計数を表示したいと考えています。
このニーズを満たすレポートを作成する方法を次に示します:
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チケットのカスタム・サブジェクト領域を作成し、公開します。
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営業などの標準サブジェクト領域を使用してレポートを作成 - CRM顧客または担当者リアルタイム。 これらのサブジェクト領域には、顧客階層が含まれます。
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サブジェクト領域からレポートにアカウント階層を追加します。
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次に、チケット・カスタム・サブジェクト領域をレポートに追加します。 これにより、2つのサブジェクト領域が結合されます。
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最後に、カスタム・サブジェクト領域からレポートにチケット数などのメトリックを追加します。