レポート用のセッション変数
分析を構成して、ユーザー固有の分析データをユーザーの作業領域に表示できます。 これを行うには、分析にセッション変数を追加します。
セッション変数の使用
セッション変数には、ユーザー・セッションに関する情報や設定の変更が格納されます。 Sessionオブジェクトに格納された変数は、1人のユーザーに関する情報を保持し、1つのアプリケーション内のすべてのページで使用できます。 セッション変数に格納される共通情報は、名前、IDおよびユーザー・プリファレンスです。
レポートに複数のレポート・レベルのフィルタがある場合、セッション・スコープ変数の値を指定するオプションはこれらのオブジェクトに制限されますが、レポートはすべてセッション・スコープ・リストに表示されます:
- 顧客ID :#{sessionScope.zcmAnalyticsCustomerId}
- 担当者ID: #{sessionScope.hzAnalyticsContactPartyId}
- 担当者名: #{sessionScope.hzAnalyticsContactName}
- 商談ID: #{sessionScope.mooAnalyticsOpportunityId}
- パートナID: #{sessionScope.zpmAnalyticsPartnerId}
たとえば、レポートがオブジェクトの編集ページに追加されると、そのトランザクション・レコードに固有のデータが表示されることが予想されます。 これを実現するには、トランザクション・レコードからレポートにパラメータを渡せるように、セッション・フィルタ・プロンプトを使用します。 ただし、セッション・スコープ変数は特定のオブジェクトに制限されます。 セッション結果にフィルタを適用する列でIsPromptedフィルタを使用することもできます。
USER_PARTY_IDを使用したユーザー・セッション・データの表示
セッション変数は、ログインしているユーザーに固有の分析でデータを表示するための別の方法として使用します。
