保護された情報の使用方法
Oracle Cloudアプリケーションでは、保護された情報にアクセスできるかどうかはジョブ・ロールによって異なります。 作業する必要がある情報にアクセスできない場合は、必要な権限についてITセキュリティ・マネージャに問い合せてください。
あらゆる企業において、顧客情報を保護し、データの漏洩、データの盗難または無許可のアクセスを防ぐことへの関心が高まっています。 こうした問題に対処するために、Oracle Applications Cloudでは、個人を識別可能な情報(PII)とも呼ばれる、個人にとって機密であるとみなされる情報へのアクセスが制限されています。
PIIは、個人の電話番号、個人のEメール・アドレス、個人の住所、市民権番号、社会保障番号(SSN)など、個人を一意に識別するあらゆる情報です。 PIIデータは、担当者を一意に識別したり、個人を検索するために使用することも、他のソースとともに使用して個人を一意に識別することもできます。 たとえば、SSNは個人を一意かつ直接的に識別するのに対し、電話市外局番は一連の個人を識別します。
PIIとして識別される属性は次のとおりです。
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自宅住所
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自宅電話番号
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個人Eメール・アドレス
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納税者識別番号(社会保障番号)
Oracle Applications Cloudでは、PIIデータへのアクセスが一連のジョブ・ロールに制限されています。 ビジネスを目的としてPIIデータを操作する必要がある場合は、必要な権限についてITセキュリティ・マネージャに問い合せてください。