顧客プロファイル品質スコア
顧客プロファイル品質スコアをアカウント・レコードに割り当てて、重複をマージせずに解決できるようにします。
最高スコアリング・アカウント・レコードを識別して、プライマリまたはデフォルトのアカウント・レコードとして使用できます。
この方法は、法的制約またはその他の制約のためにレコードを削除できない場合の重複の解決に使用できます。 このメソッドは、複数の重複レコードではなく単一のアカウント・レコードとして使用できる潜在的なレコードの識別に役立ちます。 残りの重複レコードのすべての子レコードは、最高スコアのアカウント・レコードにマップされます。
これは、次のことに役立ちます。
- プロファイル・レコードの完全性と品質に基づいて、アカウント・レコードをレビュー、ソートおよびフィルタします。
- データ品質の問題を特定し、データ管理プロセスとリソースを合理化します。
- 顧客プロファイル・データの確度と品質に基づいて、営業アクティビティに優先順位を付けてステージングします。
スコアは1から100までの数値です。 属性を選択し、加重を割り当てることで計算されます。 これらの加重は、スコアに対する属性の効果を増減します。 たとえば、検証済住所は、未検証の住所より高品質です。 validate = yesの住所は、validate = noの住所よりもスコアを改善する必要があります。属性に値が移入されている場合は、値を指定できます。 同様に、子属性とその加重、必要に応じてそれらの値を指定する必要があります。 最終スコアは、可能なスコア合計に対する、レコードに与えられたスコアの比率として計算されます。 つまり、満たされたパラメータの合計が、すべてのパラメータの合計に100を乗算したもので除算されます。アプリケーションでスコアを構成する前に、属性とその加重を含むワークシートを作成して、スコアにどのように影響するかをテストすることをお薦めします。 次に、サンプル・ワークシートを示します。
パラメータ | エンティティ | スコアリング加重 | パラメータは満たされていますか。 | 与えられたスコア |
---|---|---|---|---|
住所が存在します | 住所 | 10 | 1 | 10 |
住所は検証済です | 住所 | 20 | 0 | 0 |
アカウントに電話番号があります | 連絡先 | 10 | 1 | 10 |
アカウントに名前があります | プロファイル | 10 | 1 | 10 |
可能なスコア合計 = 50 | 与えられたスコア合計 = 30 |
レコードのスコアは20です。 このシートは、加重を割り当てて、アプリケーションのレコードのスコアをテストするのに役立ちます。