シノニムおよびスキップワード辞書の構成方法
シノニムおよびスキップワードを使用すると、照合結果の品質を向上できます。 シノニムは、業界で同じ意味で使用される単語をマップするのに役立ちます。
たとえば、TechはTechnologyにマップされる可能性があります。 スキップワードは、名前のMrやMsのような敬称などのノイズ・ワードを減らすのに役立ちます。 これらのシノニムおよびスキップワード辞書は、参照タイプとして事前定義されています。 参照タイプを変更することで、これらの辞書を構成できます。 これらの参照タイプにより、アプリケーションに固有にすることができる単語の置換パターンで照合結果を調整できます。
シノニムは、個人名、組織名および住所行1から4でのみサポートされています。
次の標準の参照タイプで、単語またはパターンを追加、編集または削除できます。
-
ORA_ZCQ_CS_ACC_MAPPING_DATA
: アカウント・データのマッピングを更新する場合は、この参照タイプを変更します。 たとえば、Tech
はTechnologyを示します。 -
ORA_ZCQ_CS_CON_MAPPING_DATA
: 担当者データのマッピングを更新する場合は、この参照タイプを変更します。 たとえば、Abbi
は、Abigailを示します。 -
ORA_ZCQ_CS_ADD_MAPPING_DATA
: 住所データのマッピングを更新する場合は、この参照タイプを変更します。 たとえば、Rd
はRoadを示します。 -
ORA_ZCQ_CS_ACC_STRIP_DATA
: アカウント・データの削除単語のリストを更新する場合は、この参照タイプを変更します。 たとえば、データの照合中にOrg
をリストに追加して削除します。 -
ORA_ZCQ_CS_ADD_STRIP_DATA
: 住所データの削除単語のリストを更新する場合は、この参照タイプを変更します。 -
ORA_ZCQ_CS_CON_STRIP_DATA
: 担当者データの削除単語のリストを更新する場合は、この参照タイプを変更します。 たとえば、データの照合中にMr.またはMs.をリストに追加して削除します。
これらのルックアップでは、これらの特殊文字! " # $ % ' * - : ; @
はサポートされていません
次のステップに従って、参照タイプにアクセスできます。
-
設定ユーザーとしてサインインします(営業管理者、Master Data Management Application Administrator、Application Implementation Consultant.など)。
-
作業領域をクリックします。
-
「タスク」メニューをクリックし、「検索」をクリックします。 「標準参照の管理」タスクを検索して開きます。
-
「参照タイプ」フィールドに
ORA_ZCQ_CS%
と入力し、「検索」をクリックします。参照タイプのリストが表示されます。
-
参照タイプをクリックして選択します。
参照の詳細が表示されます。 参照値は、要件に応じて追加、削除または変更できます。