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一意識別子と除外識別子

重複識別設定プロセスでは、最大3つの一意識別子と3つの除外識別子を照合構成の一環として構成できます。

一意識別子および除外識別子は、他の属性値を考慮せずに、単一の属性の値によって、一連のレコードが重複しているかどうかを最終的に判断する際に使用できる特別な照合トークンです。 これらの一意識別子フィールドと除外識別子フィールドの意味は、次のとおりです。

  • 一意識別子 - 一意識別子として定義されている属性に対してnull以外の同じ値を持つレコードは、他の属性値に関係なく自動的に重複として識別されます

  • 除外識別子 - 除外識別子として定義されている属性に対してnull以外の異なる値を持つレコードは、他の属性値に関係なく重複として識別されることはありません

一意識別子と除外識別子はどちらもnull以外の値のみを評価し、除外識別子または一意識別子に値が移入されているレコードと値がnullのレコードとの間では、引き続き照合可能です。 たとえば、一方のレコードの除外識別子フィールドに値があり、もう一方のレコードの除外識別子フィールドに値がなく(null)、名前や住所など、レコードの他の属性が一致している場合、2つのレコードは重複として識別されることがあります。

一意識別子と除外識別子の違いをよく理解するために、次の要件を検討してください。

  • Eメール・アドレスが同じ担当者は常に重複とみなされます。 (この要件は一意識別子フィールドで処理できます)

  • Eメール・アドレスが異なる担当者は重複とみなされません。 (この要件は除外識別子フィールドで処理できます)

重複識別構成の一環としてカスタム・スコアリングを使用する場合は、次の点に注意してください。

  • null以外の値で除外識別子が異なるレコードは、スコアリング・ルールに関係なく重複として識別されることはありません。 除外識別子フィールドはカスタム・スコアリング・ルールに含めないでください。カスタム・スコアリング・ルールに除外識別子フィールドを追加すると、予期しない、または一貫性のない照合結果になる可能性があります。

  • 一意識別子フィールドのカスタム・スコアリング・ルールは、常にスコアが100の単一値完全一致ルールとして定義する必要があります。 標準の照合構成には、使用可能な3つの一意識別子フィールドに対するデフォルトのカスタム・スコアリング・ルールがシードされており、これらのデフォルトのカスタム・スコアリング・ルールは変更しないでください。 一意識別子フィールドは、その機能専用に設計されており、他のカスタム・スコアリング・ルールに一意識別子フィールドを追加すると、予期しない、または一貫性のない照合結果になる可能性があります。