実装の概要
Digital Customer Serviceを使用して、カスタマ・アカウント・ユーザーに、関連するナレッジ記事とともにサービス・リクエストにアクセスできるセルフサービスwebインタフェースを提供します。
構成可能なユーザー・インタフェースとOracle Visual Builder統合により、会社のブランドを反映するユーザー・インタフェースを作成できます。また、ビジネス・ニーズに応じて、Visual Builderを使用してルート・ページおよびスタイルを定義できます。 また、シンジケート・ウィジェットであるEmbedded Serviceも実装できます。このウィジェットは、必要なときに多機能ヘルプをユーザーに提供し、検索ナレッジ、ポピュラー記事、ライブ・チャットなどのモジュラ・コンポーネントを実装できます。 埋込みサービスの実装の詳細は、埋込みサービスのプレイブック「埋込みサービスの実装方法」を参照してください

Digital Customer Serviceを起動して実行するには、このプレイブックを使用します。 次に、開始するために必要な作業の概要を示します:
- Oracle Identity Cloud Serviceの設定

- Fusion Serviceを設定

- 管理者および開発者の設定

- Oracle Visual Builderの設定

- Digital Customer Serviceアプリケーションの作成

これらのステップを完了した後に実行できる操作
- webインタフェースを使用して、カスタマ・アカウント・ユーザーにサービス・リクエストおよび関連するナレッジ記事へのセルフサービス・アクセスを提供します。
- 会社のブランドを反映するようにユーザー・インタフェースを構成します。 必要に応じて、ルート・ページおよびスタイルを定義し、様々なUIコンポーネントを含めることができます。
- 顧客がナレッジ記事を検索し、セルフサービス・アプリケーションを通じて問題を解決できるよう支援します。
- 顧客がDigital Customer Serviceセルフサービス・ユーザーとして登録できるようにして、サービス・リクエスト、作業オーダーまたはチャットを通じて顧客サービス担当者と対話できるようにします。
ケース・スタディについて
このPlaybookでは、ケース・スタディを使用して実装タスクの範囲を定義し、その相互依存関係を示します。
ケース・スタディは、ラップトップと複数のサーバー製品ラインを企業や他の組織に販売するグローバルなハイテク企業であるVision Corpという架空の会社に基づいています。 Vision Corpは、顧客アカウント・ユーザーに、webインタフェースを介してサービス・リクエストおよび関連するナレッジ記事へのセルフサービス・アクセスを提供して、前述した利点を活用することを希望しています。