ユーザー・データ・マップの使用

アプリケーション開発フレームワークには、現在のユーザーのセッションに関連付けられた名前と値のペアのマップが用意されています。このマップを使用して、ビジネス・ロジックで使用する名前/値のペアを一時的に保存できます。

ユーザー・データ・マップに入力した情報は永続ストアに書き込まれず、フェイルオーバー条件ではレプリケートされないことに注意してください。ユーザー・データ・マップ・キーを読み取るコードが、マップに値を配置するコードとは異なるwebリクエストの一部として実行される場合は、サーバーのフェイルオーバーが原因で予期される値が存在しない状況を正しく処理するための回復可能な方法でコードを記述します。

検証ルールまたはトリガーからサーバー・マップにアクセスするには、次の例に示すように式adf.userSession.userDataを使用します:

// Put a name/value pair in the user data map
adf.userSession.userData.put('SomeKey', someValue)

// Get a value by key from the user data map
def val = adf.userSession.userData.SomeKey

ヒント:

スクリプトでのマップの使用の詳細は、「WebサービスでのGroovyマップおよびリストの使用」を参照してください。