ポーランドの訂正文書

訂正請求書とは、顧客にすでに発行した取引に対する変更が記載された個別の付加価値税(VAT)文書のことです。パラメータ値を使用してソース請求書に基づいて訂正文書を生成するには、ポーランドの訂正文書プロセスを使用します。

訂正文書の構造と内容は次のとおりです:

トランザクション・ヘッダー: 請求書ヘッダーには、訂正対象のトランザクションへのリンクを提供する詳細が含まれます。複数の訂正については、前の訂正と元の文書番号の両方を参照できます。
明細: 訂正文書には、訂正と戻し処理、税金明細が含まれます。戻し処理明細は、訂正対象の請求書から同等の明細を取り消します。訂正明細は、パラメータ値に基づく請求書明細の新しいバージョンを表します。

次の3つのタイプの訂正文書を作成できます:

全体価格修正: 元の請求書を取り消す訂正文書を作成します。請求書を取り消すと、当初トランザクションの明細が戻し処理され、新しい明細がゼロ値で作成されます。
すべてのラインに適用可能なディスカウント: 元の明細が戻し処理される訂正文書を作成します。新しい各明細で、割引レートが元の明細の正価に適用されます。割引レートは、パラメータに指定されている割引率値から導出されます。
手動訂正の戻し処理: 当初明細がすべて戻し処理され、訂正明細に同じ値が含まれる訂正請求書を作成します。訂正請求書明細に特定の修正を加えることができます。

訂正文書の税金ポイント日は、訂正する請求書から決定されます。

ノート:

税金ポイント日付修正は、トランザクションの税金ポイント基準が請求書の場合にのみ適用できます。

トランザクション・ヘッダー税金ポイント日付: 修正するトランザクションの日付を移入すると、修正文書の修正済税金ポイント日付に税金ポイント日付がコピーされます。トランザクションに修正済税金ポイント日付を入力しないと、修正しているトランザクションの請求書日付がコピーされます。税金ポイント日付修正には、次のものが適用されます:

明細税金ポイント日付:
- 戻し処理明細: 修正対象の明細の修正済税金ポイント日付属性が移入されている場合、これは訂正文書戻し処理明細の修正済税金ポイント日付属性にコピーされます。
  
  修正対象のトランザクションの修正済税金ポイント日付属性がNULLの場合、訂正対象のトランザクションの請求書日付は訂正文書の修正済税金ポイント日付にコピーされます。
- 訂正明細: 修正対象の明細の修正済税金ポイント日付属性が、訂正文書明細の修正済税金ポイント日付属性にコピーされます。
- 税金明細: 修正済税金ポイント日付属性は、「税金ポイント日付修正の処理」プログラムによって、関連する税金明細の税金ポイント日付を更新するために使用されます。