明細属性検証の例
この例は、連邦属性補足ルールに定義されているセグメント・フィルタの検証方法を示しています。
次の表に、連邦属性名、元帳およびTASの組合せに対して定義されたセグメント範囲の例を示します。 「検証ステータス」には、明細が検証された後の各明細のステータスが表示されます。
明細 | 期間: 自 | 期間: 至 | GL勘定科目 | プログラム | コスト・センター | オブジェクト | 検証ステータス |
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明細1 | 1/2011 | 53100001 | 53200-53299 | 210 | 2501 | 検証済 | |
明細2 | 1/2011 | 53100001 | 2300-2499 | 検証済 | |||
明細3 | 1/2011 | 53100001 | 53210 | 失敗 | |||
明細4 | 1/2011 | 53100001 | 210 | 2500 | 検証済 | ||
明細5 | 1/2011 | 53100001 | 53210 | 210 | 2500 | 失敗 |
この例では、明細がどのように検証されるかを示します:
- 明細1: すべてのセグメント値が有効であるため、検証は成功します。
- 明細2: 明細1に対して検証されます。 オブジェクト値が明細1と明細2で一意であるため、検証は成功します。
- 明細3: 最初の検証チェックは明細1に対して実行されますが、すべてのセグメント値が重複するため、検証は失敗します。
- 明細4: 検証チェックは明細1に対して実行され、オブジェクト値が2つの明細間で一意であるため、検証は成功します。 2行目に対して2番目の検証チェックが実行され、2行間でオブジェクト値が一意であるため、検証が再度成功します。 明細3はすでに検証に失敗したため、明細3に対する検証はスキップされます。
- 明細5: 明細1と明細2に対する検証は成功しましたが、すべてのセグメント値が重複するため、明細4に対する検証は失敗します。