ブラジルの売上請求書および顧客入金の拡張機能

ブラジルでの一般的なビジネス・プラクティスをサポートするために、支払回収プロセスは、サプライヤと顧客、銀行間のトランザクションをサポートするように拡張されています。顧客から支払を回収するために、回収文書を自動的に生成して銀行に電子的に伝送できるようになりました。

このプロセスは、会社から銀行に情報を転送する電子ファイル転送と、銀行から会社に返却する電子ファイル転送を使用して自動化されます。

次のことが可能です。

関連付けられた回収文書の銀行からの入金ファイルを処理します。売掛/未収金請求書用に発行された回収文書に税金および短期支払を含めます。
市区町村固有のカレンダを使用して、地域の休日を識別し、期日が正確に割り当てられ、支払遅延利息が正しく計算され、銀行振替の回収文書に含まれます。
請求書支払条件に基づいて、送金回収文書を顧客銀行に送信します。
更新、割引または抗議の送金更新回収文書を送信して、すでに送信されたファイルへの訂正を処理します。
顧客から収集された支払に関する情報を含む銀行ファイルを受信し、入金を作成して消し込みます。
売掛/未収金REST APIを使用して、賦払期日を更新し、銀行に送信された回収文書に関連付けられたトランザクションの自動銀行発生を生成します。

ノート: 複数の賦払がある連結回収文書に関連付けられたトランザクションの賦払は更新できません。

売掛/未収金請求書の作成および送金バッチの生成

次の機能改善は、送金バッチの生成に使用できます:

売掛/未収金トランザクションを作成し、関連する会計文書の最終承認を受け取って完了します。承認済会計文書に関連付けられた売掛/未収金請求書は、回収のために送金バッチに含めることができます。
送金バッチを使用して、支払回収のために顧客の銀行に情報を送信します。銀行に送信される情報には、回収される利息や支払期日後の抗議などの指示が含まれます。送金バッチの生成時に、選択基準を指定して、バッチに含める賦払を自動または手動で選択できます。回収文書は、賦払に対して売掛管理で作成されます。銀行に送信する回収文書を作成した後、バッチで選択した回収文書をレビューし、必要に応じて削除します。
バッチ作成時にパラメータを入力して、レコードの選択またはデフォルト情報(送金バッチごとの文書の最大数量、文書の最小または最大金額、送金バッチの最小または最大合計金額など)を制限します。
各銀行に特定の銀行送金フォーマットを割り当てます。送金バッチ詳細がレビューされると、送金バッチは割り当てられたフォーマットに基づいて生成され、検証されます。バッチを編集してエラーを修正し、再生成できます。送金バッチは、必要に応じて銀行差戻が実行される前に取り消すこともできます。

回収文書の更新

銀行回収更新を使用して、送金バッチですでに送信されている回収文書の追加指示を銀行に提供します。更新を入力したら、銀行に送信する回収更新送金バッチを作成します。回収文書の更新は、特定の処理に基づいて自動的に作成することも、必要に応じて手動で作成して回収文書の更新を処理することもできます。

銀行差戻および入金

インポート可能なファイルとして銀行から情報を受け取ります。「ブラジル用銀行差戻のインポート」プログラムを使用して、ファイル内の銀行差戻詳細をインポートおよび検証し、スプレッドシートに手動で入力されたレコードをアップロードおよび検証します。検証は、関連する回収文書に対して実行され、このプロセスで拒否された銀行差戻レコードは銀行差戻インポート・レポートに表示されます。

拒否された銀行差戻レコードは訂正でき、訂正された情報をアップロードするために使用される「銀行差戻の訂正」スプレッドシートを使用できます。アップロードされた詳細も同じインポート・プロセスによって検証されます。インポート・プロセスの完了後、AR入金は自動的に作成され、標準の売掛管理プロセスを使用して消し込むことができます。