予算管理分析レポート

概要

予算管理分析レポーでは、オンライン表示またはスケジュールが可能なOracle Business Intelligence Publisherレポートを使用できます。レポート・レイアウトは事前定義済ですが、要件を満たすようにレイアウトを変更したり、対話的にデータをフィルタできます。

予算管理分析レポートには、次のレイアウトが含まれます。

使用可能資金トレンド: 期間範囲内の特定の管理予算の資金予算および消化残高をリストします。また、コスト・センター別および勘定科目別の予算、取引約定、義務および支出残高もリストされます。
使用可能資金の表示: 管理予算勘定別および期間別の使用可能資金をリストします。トランザクションからの予算計画消費が、影響を受ける取引約定、義務、支出および使用可能資金残高とともにリストされます。
勘定科目活動: 消費のある期間別および消費のない期間別の管理予算勘定をリストします。残高勘定とトランザクションの詳細もリストされます。

次の図は、使用可能資金トレンド・レイアウトの例です。

次の図は、使用可能資金の表示レイアウトの例です。

次の図は、勘定科目活動レイアウトの例です。

このレポートを使用して、消費トレンドを管理予算ごとに定期的にレビューします。各レイアウトには、消費の様々な側面を強調表示するデータが表示されます。

このレポートでは、資金が引き当てられているトランザクションのみを取得し、資金可用性のチェックのみを行ったトランザクションは取得しません。

次の表では、プロセス・パラメータの一部について説明しています。

名前	説明
管理予算	レポート対象の予算の名前を指定します。
予算期間: 自/予算期間: 至	レポートに含める期間を指定します。
追加属性を含む	追加属性を含めて取得するかどうかを示します。レイアウトでこれらの属性を使用していない場合は、取得しないでください。
予算勘定フィルタ	レポート対象の予算勘定を指定します。

次の表は、予算管理分析レポートのよくある質問をリストしたものです。

FAQ	回答
どうすればレポートが見られますか。	「ナビゲータ」メニューの「スケジュール済プロセス」ワークエリアでこのレポートをスケジュールおよび実行します。
これらのレポートは誰が使用しますか。	予算マネージャ
これらのレポートを使用するのはいつですか。	次のことに使用します。資金またはプロジェクトの予算および消化金額を期間別にレビューします予算、消化および使用可能資金残高および使用可能資金パーセントを次の項目別に分析します。期間、資金、コスト・センターおよびオブジェクト期間および予算勘定予算勘定、期間およびトランザクションの詳細を含む予算計画消費の詳細をレビューします予算金額があるが消化されていない予算勘定および期間をレビューします
これらはどのようなタイプのレポートですか。	Oracle Business Intelligence Publisher