属性
費用分類に影響を与えるデータ・セットに使用する属性を選択します。 ビジネス・フローおよびプロセス・フローの独自の側面を組み込むには、既存の属性を使用するか、データ・セットに最大20の新しい拡張属性を追加します。
属性を設定すると、これらの属性は、分類後のトランザクション詳細およびバッチに含まれます。 これらの属性が分類結果に干渉する場合、分類中に使用される標準データ・フィールドのいずれかを除外することもできます。 属性マッピングを変更した後、ナレッジ・ベースを再度作成して、新しい属性から学習した内容をナレッジ・ベースに組み込みます。
新しい属性を定義する際の考慮事項
属性を定義して追加または除外する場合は、次の要因を考慮してください。
- 属性マッピングを変更した後、ナレッジ・ベースを再作成します。 マッピングの変更前に作成されたナレッジ・ベースには、追加の分類属性からの学習は含まれません。
- 既存のトレーニング・データを使用して、適切なカテゴリをサンプル・トレーニング・セットにタグ付けできます。
- 予期しない分類結果になる可能性があるため、標準属性の無効化には注意が必要です。
- 標準属性を有効または無効にしても、既存のナレッジ・ベースには影響しません。 変更を行うためにナレッジ・ベースを改善または再構築します。
新しい属性の定義
「属性」タブには、様々なデータ・セットに対して抽出されるすべての標準属性のリストが表示されます。 これらの標準属性とともに、分類結果に影響を与えるためのデータ・セットごとに20個の追加属性も使用できます。
支出分類に影響を与える、データ・セットで使用する追加属性を含める方法を次に示します。
- 属性行で、データ・セット内のトランザクション用に抽出するソース表およびソース列をマップします。
- この属性を分類に使用するには、「分類に使用」ドロップダウン・リストで「はい」を選択します。
- 追加属性を含むトレーニング・セットを準備します。
- サンプル・トレーニング・セットを作成して、データ・セットのこれらの新規属性の値を抽出します。 データ・セットのサイズが大きい場合は、小さいサンプル・ボリュームの割合を使用する必要があります。
- サンプル・トレーニング・セットをダウンロードします。
- 使用している分類に基づいて、いずれかの自動コード列の各支出レコードに正しいカテゴリを手動で割り当てます。
- データ・セットを別の名前で保存します。
- データ・セットをアップロードします。
- このトレーニング・データ・セットを使用してナレッジ・ベースを作成します。 これで、定義済の属性は、ナレッジ・ベースをトレーニングするための入力基準としても使用されます。
- データの分類を開始します。
- バッチ内の結果を確認し、必要に応じて手動で修正します。