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調達でのバイヤー管理輸送

バイヤー管理輸送機能は、購買トランザクションの輸送を管理するために、購買組織の目的を体系的に通信する手段になります。

調達オファリングでバイヤー管理輸送が有効になっていると、次のことが可能になります。

  • ネゴシエーション、契約、または購買オーダー(PO)で、購買トランザクションの輸送手配に関する購買組織のプリファレンスを示す。

  • 出荷方法を識別する。

  • 商品の要求出荷日を指定する。

  • これらの詳細をサプライヤに通信する。

ネゴシエーション

ネゴシエーションのオーサリング時に、条件の一部として「バイヤー管理輸送」オプションを選択または更新できます。 要求出荷日を含めることも可能です。 サプライヤは約束出荷日で要求出荷日に対する出荷を約束するため、曖昧さがなくなります。 サプライヤが要求出荷日に対応できない場合は、別の約束出荷日を提示して応答することも可能です。

契約

包括購買契約を使用して、バイヤー管理輸送の条件を通信できます。 契約の作成時に、「バイヤー管理輸送」の値をデフォルトで取り込むことができます。 デフォルトの処理は、タスクで設定されている既存の「バイヤー管理輸送」の値に基づいて決まります。これらの値は、次の順で優先されます。

  1. サプライヤ・サイトの値。 これは、「サプライヤ」作業領域の「サプライヤの管理」タスクで設定されます。

  2. ビジネス・ユニットの値。 これは、「調達ビジネス機能の構成」タスク、「設定および保守」作業領域、「調達ファウンデーション」機能領域で設定されます。

ネゴシエーション落札から契約が作成された場合、「バイヤー管理輸送」設定に対応する値が契約にコピーされます。

購買依頼

「購買依頼」作業領域で、「バイヤー管理輸送」の属性を使用して購買依頼を作成することも表示することもできません。 購買依頼を作成または表示する際に、「バイヤー管理輸送」フィールド、「要求出荷日」フィールドおよび「出荷方法」フィールドは利用可能になりません。

Oracle Fusion Cloud Procurementでは、出荷日と出荷方法を指定する外部管理の計画システム・リクエストを受け入れることができます。 調達でこれらの要求から購買依頼を作成して、購買オーダーを自動または手動で生成することができます。 手動で処理する必要がある購買依頼については、「購買依頼のプロセス」ページで次のバイヤー管理輸送情報を確認できます。

  • 出荷方法。

  • 要求出荷日または要求搬送日

この表は、出荷日と搬送日を表すために使用される用語とその説明を示しています。

出荷日または搬送日の条件

摘要

要求出荷日

バイヤー管理輸送で、サプライヤがサプライヤ・サイトから商品を集荷可能な状態にしている必要がある日付。

約束出荷日

バイヤー管理輸送で、サプライヤがサプライヤ・サイトから商品を集荷可能な状態にすると約束する日付。

要求搬送日

サプライヤ管理輸送で、サプライヤがバイヤー・サイトに商品が搬送された状態にしている必要がある期限の日付。

約束搬送日。

サプライヤ管理輸送で、サプライヤがバイヤー・サイトに商品が搬送された状態にすると約束する期限の日付。

購買オーダー

既存のPOスケジュールを検索すると、検索結果で要求出荷日と約束出荷日を確認できます。

POの作成時に、「バイヤー管理輸送」設定にデフォルトで値を取り込むことができます。 取り込まれる値は、次のタスクの設定に対する既存の値に基づきます。これらの値は、次の順で優先されます。

  1. 「購買契約」作業領域の「契約の管理」タスクで設定されている、POで指定されているソース包括購買契約の値。

  2. 「サプライヤ」作業領域の「サプライヤの管理」タスクで設定されている、「サプライヤ・サイト」の値

  3. 「設定および保守」作業領域の「調達ビジネス機能の構成」タスクで設定されている、「ビジネス・ユニット」の値。 このタスクは、「調達」オファリングの「調達ファウンデーション」機能領域にあります。

ネゴシエーション落札からPOが作成された場合、「バイヤー管理輸送」設定に対応する値がPOにコピーされます。

購買オーダーの「条件」タブでは、次のバイヤー管理輸送情報を確認できます。

  • 「バイヤー管理輸送」設定

  • 出荷方法

購買オーダーのスケジュールでは、次の「バイヤー管理輸送」の属性を確認できます。

  • 出荷方法

  • 要求出荷日

  • 約束出荷日

  • 要求搬送日

  • 約束搬送日

  • 拒否事由

  • 到着予定日

出荷日を指定する文書で、到着予定日を計算および表示できます。 購買組織のサイトに商品が到着する予定日は、次の情報(使用可能な場合)を使用して計算されます。

  • 要求出荷日または約束出荷日

  • 指定された出荷方法。

  • 2つの事業所の間での移動時間

サプライヤ・ポータル

サプライヤは、ネゴシエーション、契約およびオーダーでバイヤー管理輸送情報を確認できます。 この情報は、PDFや企業間メッセージなどの通信、およびサプライヤ・ポータルに表示されます。 サプライヤはサプライヤ・ポータルを次の目的で使用できます。

  • 輸送手配がバイヤーで管理されているかどうかを示すオーダーを受信および確認する。

  • 指定された輸送手配に応じて要求出荷日または要求搬送日を確認する。

  • オーダーを確認して応答する。

  • 輸送がバイヤーで管理される場合は約束出荷日を指定し、そうでない場合は約束搬送日を指定する。